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■今月の「数学セミナー」(1) −6/15追記
2003年06月13日(金)

 今月からこのような連載を開始していきたいと思います。数学セミナーの発売日が毎月12日なので、その直後ぐらいになると思います。感想とか、いろいろ書いていこうかななんて思います。
 というか、自分が理解できる内容についてだけ書いています。知らないことは書けないって(笑

■特集「黄金分割とフィボナッチ数」
 いつもは良く知らない内容が特集になっているので、読んでもちんぷんかんぷんなことが多いのですが、今回のテーマは、とても分かりやすいものです。
 フィボナッチ数列というのは、みなさんもご存じの、

a1=1,a2=1,an=an-1+an-2

を満たす数列のことです。ウサギのつがいの問題として、イタリアの数学者フィボナッチ(本名はレオナルド・ピサノ)が紹介したことでも有名ですね。
 そして、この数列の比の極限、すなわち、

an+1/an (n→∞)

の値が黄金数に近づくということも知られていますね。
 これら二つの興味深い内容について書かれています。予備知識はほとんどいらないと思います。まだ全部読んでないから分かんないけどネ。

■知られざるグリーン
 基本的な解析学の最終段階で学ぶ、ガウスの定理、ストークスの定理、そしてグリーンの定理。そのグリーンの定理とその周辺。これも、自力で読めそうな内容です。

■有限群村の冒険/ラグランジュの巻物
■結び目とコンピュータ/結び目の不変量
 ごめんなさい、読めません(汗

■エレガントな解答をもとむ
 第1問目。問題の意図は理解できる(いつもはそれすらままならない)。しかし、「存在を示す」形の問題はなんというか、やはり難しい。さて、とりあえず考えてみることにするか。

■次号予告
 次号のテーマ、「エンピツ片手にテキストを読もう」はとても興味深い内容。やはり教科書を読むときは、ノートを作りながら読むというのは一番良い学習方法だと思う。
 それはともかく、「ポアンカレ予想解決報道とその後」は、自分の理解の範疇を越えているが興味はある。ポアンカレ予想といえば、例の100万ドル問題の一つだったはず。さて、どうなることやら。

@内容からは外れるが、40番目のメルセンヌ素数が見つかったという話もありましたが、一つの検証では、素数ではないという否定的結果が出たらしいです。それとは別のもう一つ検証作業が現在行われているようです。

(6/15追記)上で書いた40番目のメルセンヌ素数は、やはり素数では無かったようです。2つ目の検証作業の結果も、素数ではない、ということだったからです。この記事はある日記から得た情報で書いていますが、素数を見逃すことはあっても、素数でない数を素数だと判断してしまうのは、どこかにミスがあったと考えられるわけです。この検証は、今後の素数発見において、重要になってくると考えられます。

(6/15追記)そういえば、今月の「アシタデイイヤ」ってのをやろうと思います。ネットラジオで知り合った方が、「法学セミナー」のコラム記事「アシタデイイヤ」を書かれているということで、その記事にレスをしていこうと思います。
 今月は、池田の児童殺傷事件の裁判の過程について書いてありました。今回の裁判が異例なのは、何といっても「被害者の立場に立った裁判」というところでしょう。被告とは顔を合わせたくないからビデオで、など、さまざまな配慮が為されました。
 コラムでは、今後もこれらについては慎重に配慮をかけていく必要があると書かれていました。その通りだと思います。
 「被害者が被告への質問をするというのはどうか?」という提起もありました。必要な質問は裁判官がやるし、そのための裁判官である。被害者による質問というのはあまりに個人的すぎることではないか? ということです。
 私は法学に詳しくないのでなんともいえませんが。どうなんでしょう? 被害者と加害者とは、すでに切っても切れない縁にあるのではないか、とも考えられます。この点も、やはり慎重な議論がいるのではないのかなぁ、ひょっとすると必要になる場面もあるのではないかなぁ、なんて素人意見があるわけですが。
 もちろん、逆に言うと感情に走りすぎてしまい、結局はよい結果にたどり着きにくくしてしまうという考えもありますし。
 法学も何かと難しいなぁ。


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