| 2005年10月29日(土) |
「Gashlycrumbのちびっ子たち」 |
先週のマガジンの巻末漫画に紹介がありフト心惹かれたので、市立図書館の蔵書を検索してみたらこの作者(Edward Gorey)のは結構あった。作りは絵本なのだが置いてあるのは一般用書架で、漫画エッセイ等と一緒。 表題の作品は、名前の頭文字AからZまでのちびっ子たちが一人ずつ色々な死に方をする韻文に暗く淡々としたペン画のイラストがついたもの。例えば、 E is for Ernest who chocked on a peach, (Eのアーネスト、桃を詰まらせ) F is for Fanny sucked dry by a leech. (Fのファニー、ヒルに吸われて) ※日本語訳は自己流 ……これだけでオチもフォローもなし。た、たしかにこんな本児童用の書架に置いてたら子供がヒキツケ起こすな…<因みにヒキツケ(fit)で死んだ子も入ってる;
マザー・グースのダーク系(おとうさまがわたしをころした…とか)の現代版というのが一番近い感じだけど、私はコレ読んでいて、、、なんてったかな、、、おぉ思い出したぞ>『おっと・あぶない』って、確か小ガッコの学級文庫にあった海外作品の絵本で、いろんなマヌケな子供が、車にはねられたり感電したり階段から落っこちて骨折ったりしていた。 その中でも一番強烈に印象に残ってるのが、お風呂でシャワー浴びようとしてウッカリ熱湯全開にしてしまい背中を大火傷する○×まぬけ(名前忘れた)であった。 最近はシャワーもバルブ1個だったり湯温調節がついてたりで、上記のような心配は減ってきたが、今だに海外のホテルなんかでHOTのバルブを捻ろうとするたびにあの挿絵がガッチリ頭に浮かぶ。この先七十八十のバーサンになってもそうだったら別の意味でマヌケだな。
とまあ「おと・あぶ」は子どものためのかなり容赦ない教訓本であるのだが、ゴーリーのは教訓もなく明確な悲劇性もなく、かといって残虐な猟奇を楽しむでなく、今思いついたが子ども版(嫌だなあ)「メメント・モリ」みたいなものかしらん。
そして実は国際的にも、一部のカルト層のみならずけっこうな人気作家であることがカバー折り返しの著者評で判明。こーゆーの好きな人って多いのね……
|