新・よりぬきオゲ井さん
クズんなってGO!

2002年11月10日(日) 熱海

おばちゃんマミレ温泉、入っててコレなんかに似てるなとおもったらアレだ。
バカ殿の新春双六。

さて、今日も朝からおばちゃんマミーレの風呂にマターリ浸かった後、
ごはんもモリモリおかわりして、デザートにケーキまで頂きました。
おいしかったです。
それにしても今回参加者6名(幼児含む)中4名(幼児含まず)が甘物喰いというたいへん希有かつ強力な布陣であり、自分が珍動物扱いされることがなく嬉しい限り。

チェックアウト後、昨日はあんなに苦しかった坂道も今日はタクシーでサクッとクリアし一路熱海へ。
早速、あらかじめ目星を付けていためし屋に腹ごなしも兼ね徒歩で移動。
ここでもまたデザートを頂きつつも、店内にあった観光ガイトに
「和菓子屋のアイス最中」というの魅惑の文字を発見し、かこさんとふたりで大いに盛り上がる。
うすうす感じてはいましたが、これはまさしく強敵(とも)との出会いではありますまいか。
しかもこの和菓子屋、
これから向かう「ふしぎな町」への道すがらにあるときた!
行かいでか!

んが、店があるはずの場所が何故か駐車場になっていて早々とバッドエンド。
熱海の海岸で泣き濡れつつ今回の旅のもうひとつの目的であるところの
「ふしぎな町一丁目」へゴー。

いやー、怪しい怪しいとは思っていましたが、
まさかここまであやしい場所だとわ。
近付くにつれ、聞こえてくる怪しすぎるテーマソング。
入り口に辿り着いた時には、
もしかして私達取り返しのつかないところに来てしまったのでは?
という言い様のない不安感が全員を襲います。
もしやこれが生きてみんなの顔をみれる最後のときなのでわ!?
みんなが蝋人形にされて中央のメリーゴーランドぐるぐるまわっているバッドエンドが浮かんでは消え、また浮かぶ。
こころなしかチケット売り場の係員が日野日出志キャラに見えたり見えなかったり。

というのはまあ大袈裟なのですが、でもそれくらい怪しさマンマン。
展示物はレトロな物品やら新旧取り揃えたフィギュア(どこかで見たことのある著名な作家の作品からチョコエッグまで様々)やらわけのわからない人形やら動物の剥製やらが盛り沢山。
これはいうなれば「黒いイッツアスモールワールド」といったところでしょうか。
ここにあるとアイボまでがめちゃくちゃ怪しいアイテムに見えてくる始末。
そして何故か突然クリスマスゾーンが出現したりするも、
ぜんぜんなごまねえよ!なんかこええよ!
館内は迷路のように入り組んでいて、最初の内は全員でまわっていたのですが、気がつけばいつの間にか日本人形がびっしりの小部屋に独り迷い込んでいたりでスリル満点。
なんか周りに人がいないと激しい不安感に襲われるんだよ。マジで。
行く前は「世界の呪い大集合!」とかゆってはしゃいでましたが、いやこれ呪いどころじゃねえです。むしろこの空間自体が呪いです。

なんとかどほんさん、かこさんと無事合流するも、
その時、どこからか突如絹を引き裂く幼児の泣き声が!
どうやら4歳児が「夜の学校」で恐ろしい目に遭ってしまったようです。
「ねえ、もう帰ろうよ」涙目でひっしに訴えつづける4歳児ちゃんの言葉にも聞く耳持たず自らの快楽に夢中な大人たち。千と千尋か。
哀れ4歳児ちゃんは泣き疲れ、片隅に見つけたバービー人形にいっとき心を慰めるのでありました・・・

とりあえずは話のネタにと、場合によってはあまりの下らなさに悔し涙の一つも流してやろうという心持ちで臨んだ「ふしぎな町」でありましたが、なかなかどうしてちからいっぱい満喫し
満足感に頬を上気させ、終いには「オレにプロデュースさせろ!」「いやアタシが!」なとど口走る者も現れ、テーマソングを口ずさみつつ帰路につく、つくづくダメな大人たちでありました。

しかしここ経営は吉本らしいのですが、誰がプロデュースしてるんだろう。
ひじょうに興味があります。
そして、どうかつぶれないでくれと心底おもいますた。

その他雑感
・熱海駅でお土産に買ったジャガバタさつま揚げは
 たいへんおいしゅうございました。
・熱海限定伊勢海老キティちゃんてかわいいのか?
・だって胴体エビだよエビ。
・あのフィギュア棚(作り付け)はメチャメチャ羨ましいとおもった。
 ホスィ( ゚д゚)、
・ていうか、また行きたいれす。
・あそこがキライとかつまんないとかいう人とはたぶん本当の意味で
 打ち解けることは出来ないんじゃないかなとおもった。
 (友達いなくなります)


そんなこんなで、たいへん充実した楽しい二日間でありますた。


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