世を忍ぶ仮の日記
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2007年10月06日(土) おいちょかぶ

ようやく着物の着付け教室が再開されました。
暑いからっていう理由で10月まで休みだったんですけれどもね、10月入ってもこちとらずっと暑いでやんの。
という理由で先生が着物を着てくるのを放棄しました。暑いから着て指導も無しの方向です。
暑いからです。
先日、茶道をはじめた母が「やる気満々よ〜う」とかホザいていたんですが、まんまと途中で放棄して長襦袢のまま走り出しました。
「こらー! 襦袢は下着! 破廉恥な格好で人前に出ない!」
「いやあん怒られたぁ〜」
ちなみに我々の集団で一番真面目な叔母さんは、実家に帰ってます。
……暑い、から……ね(下を見る)。
今回は長い間日の目を見なかった大島紬を着ようと、お祖母ちゃんの着物を出して干していたのですが、臭い。かび臭いったらありゃしない。
私が嘆いていたら母が「じゃあこれ着んちゃい」一言で私の方に着物を投げて、そしてまた走り出す!
二回目は諦めました。けっこう長い間襦袢のまま遊んでたよあの人……。
久しぶりの着付けなのでゼロからの出発と思いきや、むしろマイナスからの出発でした。
色々忘れすぎ。帯は、浴衣で勉強した為にけったいな記憶しか残ってない。


しばらく大島でもぐもぐと失敗しながらも成功した振りをし続けて(大島は崩れにくい)
着物売り場で遊ぶ母にまじっていたら
ちょっと前まで「「それ好きくない」」と言っていた母子、一目惚れの着物を発見。
「着てくるぅ〜」
あんまりにも可愛かったのでその場で着る→購入決定。
念願の作家さんの可愛い名古屋帯発見(帯はその場で結えない)じゃあもう買っちゃえ!
このあたりから頭おかしくなる。
「かわいい! かわいいこの紅型着物! ちょうちょ! ちょうちょ! ちょうちょかわいい! ちょうちょと(帯)かぶで、おいちょかぶ!」
お店の人に「おいちょかぶは…」と窘められました。
すんんげええええええかわいい羽織もあったんだけど、羽織は着やしねえ代物だと散々言われて断念しました。じっと手を見る。しかも多分無意味に高い。じっと手を見る。
紅型着物の生地は大島と違って崩れやすく、3回くらい練習しなおしました。
が、家で練習するとまた失敗すんのなー。可愛いのなー(脳をやられた)。


お店にかざってあった謎の着物が大層心にひっかかったので
「なにこれええ…」
てじとって見ていたら
「これははぎ襦袢ていうのよ」
と教えてもらいました。
秋田あたりにある伝統で、家にあるいい着物をつぎはぎして襦袢にしてある綿入りの…着物…? 
堤巷説の治平が着てるのあんな感じの。
そうか治平ははぎ襦袢。当時のホモ設定治平ははぎ襦袢。
ニマニマしながらずっとその着物を見ていたら、
「アンティークが好きなのね」
という分類にされました。
え? あ、あんまり考えた事無い。
お店の奥さんが染めやら織り、旦那さんが「浪漫」で(笑)←みんなから笑われている妄想癖
息子さんが「平面」なので

着付けが終わって「着物女性はいい」という話になった時に、うっかり私が息子さんに
「え? 平面の方じゃなくて?」
と言ったら、一瞬動揺して
「いや、平面 も 好きですけど、着物着てる女性はいいですよ」
と最後の方がもぐもぐしながら言ってた。
かなり平面着物フェチ。そして奥さんが美人(スッピンでも綺麗なのらー)<好き

私も分類は浪漫だと思うが、旦那はんとの浪漫に噛み合わない。
もういきなり「この着物着て歩いた女性が雨の中…」とか言われ出すと腹抱えて笑い出さざるを得ないのだ。


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