世を忍ぶ仮の日記
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カラオケはUGAじゃないとキツい体になってきました。 久しぶりに地元の友人と会って何して遊ぶ〜? と問われてあっさりさっくり「カラオケ」と答えました。 「最近車の運転出来るようになったから」 というメールに対して一度 「まだ死にたくありません」 と本気で返しました。 意外と上手だったので、運転最下位はまだうちの母親が死守しています。あの人はいつになったら上手に運転できるんだろう。免許を持っていない私にもアクセルとブレーキを踏むタイミングがおかしいのが分かる運転の仕方です。 日曜日に市街地(広島では市街地の栄えている付近を総称して「シナイ」と言います。漢字変換は市内です。市内に住んでいる人でも「シナイ出ようか」と平気で言うのが子供の頃から気にくわないのです)に出ると車が停められないじゃんという訳でちょっと離れた最近栄えてきたもとは絶対田舎だっただろっていうか今も割と田舎なんだが私が育った頃には駅も無かった場所じゃないかそれっていう場所にカラオケボックスと漫画喫茶と居酒屋とドラッグストアとホームセンターが入ったようなスポットでカラオケをしに入りました。 車の中で二人して「最近生まれてはじめて漫画喫茶に行ったよ!」という話で盛り上がったので、カラオケ行って速効「UGAがいいです」と言ったのだがそこにはUGAが入っていなかったよう。無念じゃあ。 歯ぎしりしながらのっけから「カカカカバジー!」とか「以上! 行ってよし」とか友人に仕込んでみました。 現在一般人ですが、ヤツが私にミラージュを手渡したんです。実は悪の巣窟はヤツの中に潜んでいます。 ほんの一部、カラオケの内情を言いますと、 「あー、なんか食べたら眠たくなってきた(友人)」 「フーン……寝たかったら寝ていーよー(ピッ)」 「かっわっいいいィィィィィィィ〜君の胸エェェェェ〜その命ィィィィ愛おしいィィィ」 「アハハ起きた起きた」 B-Tは熟せば熟す程大好きというような鬼畜人間ですよヤツは。 私がメタメタに傷ついて行動しているのを観察するのが「ごめん。謝る。でも楽しい」みたいなそんな人間ですよ。「私自身ははみ出さないで生きるって決めたから、はみ出しているものがどうしようもなく目にとまるんだよ、これはもう習性かもしれない」とか酒が入っていたからって忘れるかい。 その後も結局9割B-Tの古い曲とか「ねえママ!(胎児)」とか叫んだりしてライブの次の日の悪のりが過ぎて大変なことになってしまったわたくしの醜態なのですが窓が磨りガラスだから見えてないといいな。あんなに悪のりしてカラオケしたのは久しぶりっていうか流石にヤツ以外の前で晒すと弱みを握られた気分になるだろうな(今回はライブに行ってもいないヤツが一緒に悪のりしたのでおあいこ)。寝技の他にソファ技があるって昨日知ったから、つい。つい、ね(やったのかよ!>自分)。 その後、居酒屋で彼女はノンアルコールドリンクで私は酒で、延々小説の話ばかりを私がしはじめ、巷説を読めと薦めてみました。 「キュンキュンするのを待ってる自分がいるんだ」 と言ったその隙を、見逃してなるものか。 ぼんやり漫画喫茶に行きたいなあと考えていると 「さ、じゃあ母の日のプレゼントを買いに行こうか」 とよくある大きなデパートだかスーパーだか分からない場所まで連れて行ってくれる多分8時過ぎてる。 花が無難でいいよねと花屋に行ったら、すげえ混雑でやっぱみんな買い忘れてるよね、母の日のプレゼント、と私も一緒に紛れるも、カーネーションが粗雑な扱いを受けていてあまりにも可哀想だったので、私は誰にも触られてなさそうなピンクの薔薇にしてみた。 「イメージは、どんな感じが?」 「えっと、出来るだけ可愛らしいいぃぃぃ感じでお願いします」 誰にあげると思われたかなあ。ママンだよ。友人も「ああ、お母さんって、あのピンクの薔薇って感じするぅ」と言ってくれたし。 出来上がるまでに30分くらいかかると言われたので速効「本屋はあるのか本屋は」と駆け込む。 「まずは何が見たいですか?」 「あとべです」 ヤツも罠にハマりましたぜ! 「次に見たいのはなんですか?」 「かばじーかばじー」 「かばじは表紙に載らないよごめん」 「じゃあ太郎」 「た、太郎も無理かなあ、ごめん」 私が謝らなくてもいいじゃん。 しかも表紙にはあんまり誰もいなかった。 「ご、ごごごごめん。ここにはたくさんいるんだ。これがあとべ」 アンソロジーで案内してみたけど、それは違うよね……一応違うんだよね……何やってるんだ私。 さりげなくデスノを買わせて、二人してヤングユーを立ち読みして、巷説と続巷説の文庫を手に取らせ、私は流石に何も買いませんでした。 ……佐藤さんの境地ってここにあるのだろうか。
家に帰ったら、毎度必ず先に「もったいな!」と言われるのが定石なのですが、今回はやっと喜べるくらいには照れを取れる大人になったらしく、ウキウキ携帯電話で写真撮っては下の妹達に送ってました。 ピロから 「おめでとう」 という返信が来たので 「母の日はおかあさんありがとうですってば!」 と私がツッコミ入れたら、それをそのまま電話で、まるで鬼の首でも取ったかのようにピロに言ってました。 私がツッコミ入れなかったらボケ倒して終わってたくせに何やってるのママ。
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