世を忍ぶ仮の日記
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2004年12月08日(水) 歌おう、誰かの為に。

10年振りの渋谷公会堂。懐かしや。前回は確か黒夢ていうバンドが三人いた頃のライブでしたっけな。おお、あっきーがマリアやってた時のトニーと一緒に同じような日に来た気が致します(でその後黒夢解散でがぼーん。渋谷公会堂トラウマ)。
7列目は思っていたよりも前に感じられる席ではあったが、スピーカが近すぎて不安。
いや、よく考えればBT等と違うので後々耳が聞こえなくなる心配などしなくて良かったのだが。

到着したらば蒼生さんがこのミスを見てました。佐藤さんの四次元鞄から出てきたものだと一瞬で把握。
意外といえば意外だった国内ミステリー。国外は、勝手に1位2位に納得しすぎ。つーか1位読んでないからこれから読もうっとルンルーン。
蒼生さんに職場の萌えを吐き出していたら、あっという間に開演時間になってしまった。


今回のKOKIAのお衣装は、色はグレーのワンピース風。ウエストに黒いリボン前結び。スカートにすごくたくさん布が使ってギャザーがたっぷり入っているのでフワフワしてましたフワフワですよお姉さん?(笑)
髪の毛はサイドにちょこっと二つ結びがKOKIA最近のブームらしく、髪の毛の巻き加減は、全体的に端っこだけに緩やかにかかっていました。
最初からピアノに座って、「私は歌う小鳥です」からはじまって吃驚。
懐かしくて、のっけから死んじゃうかと思った(死ぬなー!>自分・笑)。
あのアルバムの頃から大好きで、絶対KOKIAは小鳥のような可愛い声を天から授かった可愛い人だ大好きだって思って、今は、昔よりも力強く歌って、もっともっと色んなところへ飛べる大きな鳥になった、そんな声になってるけど、両方ともKOKIAで両方とも大好きだ。
で、最初からピアノに座るのってもの凄く緊張しないかなあとか、ピアノ科の私がアホな事考えてましたよ…?
今回は割とtrip tripからの曲も多く。
勿論song birdから次のアルバムがtrip tripではあるけれども、私も少しブランクを置いて、偶然買いに行こうと渋谷に行った時にあっきーに出会ったあの日がtrip tripの発売日。
あの後君は追っかけかねキモいよと自分で自分にキモキモ言いながらも色んな小さなライブにも駆けつけて(色んな人を巻き込んで駆け込んでいたなああっはっは!)、自分が一番辛かった時期に、KOKIAのライブで助けてもらってたような曲がたくさん流れてきて、今こうしてまた元気に、大きなステージで歌っているKOKIAを、ちょっぴり元気になった私が、私も元気になれたもんだとしみじみしながら聴いていると、もの凄い幸せな気分になってきた。
「人間ってそんなものね」をはじめに聴いていた頃は、どうしても赦せなかったような事で、「どうやったら許しあえるっていうんだろう」と悩んでいたのにいつの間にか、歌を聴いてたら「あ、私許してるなあ」とはたと気が付けたり。
生きていけるって幸せな事がちゃんと増えていくんだ、どんなに辛くてもちゃんと辛さを受け止めて踏ん張って次に踏み出していっていれば、気が付けばちゃんと歩いてて、辛い事があったからこそ深く幸せと感じられる大切な幸せもあって、幸せも人それぞれだろうけど、辛い事を受け止めた幸せは大切にして、今まで生きてきて良かったと思える幸せっていうのは本当に大切にしていこう、そうしたらきっと次の辛い事も、いつの日か、乗り越えられる日が来るんだろうって思った。
丁度、KOKIAに会った日に雪が降ってきて、KOKIAの事天使だって思った、『天使』の曲の演出は、炎が付くかドキドキしてしまいましたが、あの演出は凄く綺麗。遠くから見た方が綺麗だったかなあ。色々「やりたい事がいっっっっっぱいあるの!」というKOKIAの声が聞こえてくるようでした。
今まで必ずアンコールに使っていたRemenber the kissを真ん中に持ってくるからどうしたんだろうと思ったら編曲をして、みんなで歌を歌おうっていう参加系の曲に変わっていた。
私は一向に構わないっていうかワーイ歌おう歌おう! て一緒にはしゃいだんだが、一般の人達はどのくらいノッてくれたのだろう。
歌おうよう!(笑)
その後、少し立ち上がりノリノリの歌に以降した、と思いきや。
確かその後に「人間ってそんなものね」とか、そういう曲が来たんですけど、まだ手拍子するのってどうなのだろう。ライブって人それぞれだもんね。
KOKIA本人、縦ノリして遊んでたもんね!←めちゃんこ可愛かったさー。
個人的に期待していたけれども出なかった曲は、ぴんくの象さんと安心の中くらいだろうなあ。じゃあナマでぴんくの象さんを聴いた私と葉月ちゃんはレアなアレを聴けてラッキーという事だな! あれマキシマムに可愛かったもんな! 悩殺されるとはあのことをいうもんな! アッハー!

あとは全部出た気がする。隣にいなかったから分からなかったけれどももっともっと各務さんを号泣させたかった(悪魔)。
各務さん、「人間ってそんなものね」のシングル買おうよ、カップリング曲聴いてよー。
多分、あれは今日は歌わないだろうなあとは思った。ちょっとダウナーすぎるっていうか本気で沈む……(遠い目)。ナマで何度も聞いたけど、本人から直接「この曲で泣いている人は、色々辛い事がたくさんあったんだと思いますが」とかMCで言われたしなー(……何度目の前で泣いたっけなー、恥ずかしいな、オレ)。
そういえば、今回クリスマスソングは無かったですが、ライブの為だけのKOKIAの聴いて聴いて曲(笑)のピアノのコード進行がもの凄いことになってました。
安心の中あたりは確かフランス近代くらいだったんだけど、段々現代傾向……!? 面白かった。
歌の時は普通にKOKIA節のKOKIA和音に戻っていたので、メロディーラインはそのまま現代風に、という工夫ににゃるほろーと納得した次第。
終わりは、新しく2月に出るダンデライオン。
黄色い物を持っていたら出して! と言われたけれども黄色が手帳しか無かった。
ところで2列前に黄色いスーツを着ている人がいたのだが、スーツ脱いで振ればいいのに、と後ろで突きそうになってました。ちょっとアヤシイ芸人さんみたいだった。黄色いスーツ。どこから準備したんだろう。
佐藤さんでさえ! フツーのスーツコスだったのに!(笑)
後から聞けば、ジョリー君はキャメルの箱を出して振っていたそうな。
微妙に黄色だな。私も手帳出しておくんだった。
あらかじめ「両隣(佐藤さんと各務さん)を突け、思い切り突け! 家の血に流れる突きの血を存分に、突け」と指令を出しておいたので、後々まで突いてくれてたと思います。ジョリー君は流石。これからもヨロシク!
アンコールは「I believe」編曲少なめ。こないだの東京トヨタのライブの編曲は殺傷力というか泣き殺し力が強すぎた気がします、ねー各務さーん。
アンコールに出てくるなり、
「もう、この舞台裏のてんやわんやをモニターに出して見せたいくらいですっていうくらいに大変で。これ私服なんですけど(フリル一杯のカットソーにジーパン。お花のぼふんが付いたベルトがチャミーン☆)いっつも私服が変だって言われるんですけど今日もこれ着てきたんですよ! あ、急いで着たんで、何かチャックが開いてるぞ、とか変なとこ見つけたら挙手して下さいね」
おお。そーいえば。
ナマ着替えが鏡に映っていた伝説の(これ本当に伝説の)学園祭がありましたっけな。
げっへっへ目の保養(エロオヤジ化)。
挙手した人はちょっと違う指摘をしたらしく
「これはこういう服なんだもん! プン、だ!」
と可愛らしすぎ言い方をしてマイクをスタンドにはめた後、
「ハッ! 私ったら勝手に出てきて勝手にしゃべって勝手に歌おうとしてました! アンコール有り難うー」てお辞儀してました。こちらこそ有り難う御座いますとも。ていうかいつまででも歌っていてくれー。


お腹空いて死にそうグループ(仕事してきた)とあんまりお腹空いてないよーというグループに分かれつつも「ひでえよ!」とか「昨日の夜から何も食べてないッス」とかいう人達に付き合ってくれてイタリア料理へ。
ワイン3本頼んでた。
パスタメニューを真剣に選びすぎて頭がおかしくなりそうになる私を放置して他のメニューは全部他人に任せつつ、あれ食べたいこれ食べたいと騒ぎました。
いじる席といじられ席に分かれ(書かなくとも分かると思いますが、蒼生さんと私とジョリー君が同じ列、佐藤さんと各務さんが同じ列ですね)、さて宴会開始。
ジョリー君は常にピンポイントでぼそりぼそりといいところを突いては佐藤さんに例の玉虫色トークをかまされていたので
「佐藤さん、私が遠くにいるからってちょーし乗ってる?」
とジョリー君フォロー入れつつ、蒼生さんは各務さんを突きまくってました。
わたし、一番冷静にツッコミ入れてた筈です。
だってさー、
「ええ? ボク、マゾっていうことは、受けですか?」
て男(各務さん)が言うんですよ。ジョリー君一応まだ(?)ノーマル(????)なんだからやめなさいよっていうか男の方が人数多いのに乙女率が佐藤さんと各務さんが乙女タッグだからおかしな事になっているのか。
それにしたって。
「あのホント、男の人が多いのに受けとか攻めとか可笑しいですって」
止めに入ってしまう珍しい私。
佐藤さんのフォローも
「あの、受けとか攻めとかいうのはあれでですね、攻めという表現もおかしいですが、受けというのはそもそも」
となんだか微妙……。つーか周りに笑われてフォローにならなかったとも言う。
ジョリー君はふむふむ勉強になるなあみたいな顔? してもぐもぐ食べてました。
段々各務さんが楽しいことになってきて
「お兄ちゃんが食べさせてあげるから食べなさーい」とかジョリー君口説いてた。帰りがけまでずっと。
「一応3月までお金あるからね、お腹空いたら言うんだよー」とかいうんで、
ジョリー君に金蔓つーか飯蔓のメールアドレスを送っておいてあげようって言っておいた。
お兄ちゃんが食べさせてくれるんだってー>ジョリー君。良かったねー。
多分、各務さんは佐藤さんに拒まれ過ぎていたからだろうと思うなあ! あっはーあははー!
佐藤さんと腕組みをしようとして拒まれて(笑)ジョリー君と仲良く腕組んでた。
酒も回った頃にジョリー君が、このミスを見て、本読みたいなーとぼそり呟いたら速効佐藤さんと各務さんの目がギラリと光って
「ミステリーならいくらでも! どんなのがいいかな? 好みは?」
とタッグ組んでた。
この人達、この点で息が合いすぎる。
ああ。思い出した。
「今日終電無くなったら、お兄ちゃん宅(佐藤さんとこ)に泊まるぅ〜」て各務さんが言うのに、佐藤さんがものっそ拒んでいたんだ。拒みきれない、それもまた一興とは思ったのだがな!
陰で「佐藤さんと各務さんが一夜を共にしました」と散々回り回ってしまうこと確実で楽しいのに。
「大丈夫! あとはこっちの妄想力にまかせて☆」
有る事無い事言いふらすつもりが、こっちも吃驚な出来事も出てきそうでドキドキでーす。
(絶対本棚漁られて見ないでと泣いてみたり自慢したりする佐藤さんだろうけど)。
それか、愛蔵版殺人事件で次の日からどっちかと連絡が取れないかどっちかだな。



夜が更けて来たので解散。
イタリア料理店の下にあった『人間関係』という店に行きたいです。



ここからはKOKIAライブのKOKIA以外に関して。
練習足りない特にベース(ドラムに関しては知識が無いので言えないのですが、上手とは言い難いのは素人でも分かる気がします)。ギターまで間違えはじめてどうしようかと、まつおちゃん。
キーボードの人は前の人と変わった気がするです。前の人より、「肝心な箇所に限ってエナジー余って間違えちゃう」ていうのが無くて、我に返る瞬間が少なかった。
一番問題感じたのは渋公ミキシングスタッフ。音響!
2曲目の歌がチカラから音量を間違えて上げたり下げたりってどういうことですか!? 凄く腹立ったんですけど、あれ。アマチュアかよ! 2曲目あたりはまだ歌手も緊張とけてないんだから、そこをきちんとするのがプロの音響だろうに、それが逆に歌い手が「しっかりしなきゃ、私が」という思いにさせてどうすんの!
ピアノの後なんだから最初に設定しておけば大丈夫だったでしょう。印付けておけよいっそ。
あと、本来バンドメンバーの音量押さえるべきところで押さえ忘れて途中から押さえるとか、ギターの人が気を利かせて音を少なくするとかそういう配慮でなんとかなったりするシーンが多かったです。酷い。
一番腹が立ったのは、いくらKOKIAがそこらのバンドと歌唱力が違うからってマイクのボリュームの調整出来なくて、最後の方でKOKIAが力一杯歌っている最中に、プロの癖に音割れ起こしたことが許せません(許しあえるって素晴らしいって上記しませんでしたか>自分)。
ちゃんとKOKIA真ん中で歌っていたんだから音割れを起こしたのは音響スタッフの所為(決めつけ)。ハウリングに似た音で許し難し。



でもでも、KOKIAのライブは幸せでした。
なんか、ここまで生きてて良かったって心底思った。辛い事一杯あったな、でもこんなに幸せと思える日が来て良かった。
有り難うみんなって素直に思える日がようやくやってくるなんて、あの頃の自分は思ってもみなかったけど、気が付けば、そんな日がいきなりやってくるんだ。


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