世を忍ぶ仮の日記
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2004年09月20日(月) 竹馬の友?

知り合って既に15年の友人と遊ぶ。
無計画行き当たりばったりまったりぼんやり二人組。
「ギャース! 待ち合わせ場所と違うとこに行くバスに乗っちゃったよう!」
「ごめーん、寝坊しちゃった。じゃあそのバスの終点のところで待ち合わせよう」
行き当たりばったり開始ですな。
待ち合わせから移動までにちょこっとウィンドウショッピングをした後に、
「ゲーセン行きたい!」
と騒いでゲーセンに行く。
昨今、進化したプリクラも凄いらしいね、と言いつつも、太鼓の達人とか、タイピングゲームに熱を入れてました。
友人よりも低いスコアに凹みまくりました。
ミスタッチが多いの。
太鼓の達人でも負けました、スコア……。
リズム感無いのよ(号泣)。
友人は、セガの新キャラのぬいぐるみの着ぐるみに心奪われてました。
カラオケに移動している間に
「昨日昔の漫画を出してきて」
という話を持ち出したら、色んな大切な漫画を売ってしまった友人は、大通りの真ん中で
「だから! だから本や漫画は売ったりしちゃダメなんだよ! ああ未だに読みかえしたいエースをねらえ……」
と叫んでました。
売 る な!(警告)


カラオケで4時間歌いました。
これからヒートアップというところだったのですが、喉を鍛えてないと辛いのかな。
私は、男女織り交ぜで喉が痛みかけると楽な方向に逃げるのでまだまだまだまだまだまだいけそうだったのですが、矢張り昨今誰もついてきてくれません……寂しい。
履歴100を混乱させるが為散々色んなものを織り交ぜました。
友人が梅沢富美男を入れた瞬間はフィーバーしました。
友人の中で最もフィーバーしたのは当然、あっちゃんの『SMELL』でしたね。
「エロい! エロすぎる! 凄い!」
そしてあいかわらずKOKIAでにゃんこダンスを踊ってくれました。
履歴100を相当おかしくした後で、最後のシメくらいはちゃんと歌おう、とRemenber the kissを歌いました。
その頃ちょうどテンションが上がってきていたのを感じましたが、時間も時間。19時です。
腹は確実にグゥの音を出してます。

焼鳥屋さんに入ったら店員さんが異常な程に元気だった。
「いやあ、私、こういう居酒屋で働いてる元気なお姉ちゃんを見るのがすっごい好き。生き甲斐といっても過言ではないね!」
「……オッサン!」
「うーん。私、あんまり自分を女の子だって感じる瞬間があんまりない」
「私も、かも。敢えて言うなら、春夏の服を見て、可愛いな! と思った時くらい」
「あ! そういえばカッカ(この場合仮名)って秋にかけてから服が、可愛いとかじゃないもんね!(ギャハハ) そうか。服って女の子って感じだよねえ」
「テンションがね、さっきの着ぐるみをみたあなたみたいなテンションになると、女の子だなあと思うのね」
「ああ……あれはヤバかった。好み過ぎた。もう、歩みが危ういところとか、頭が大きすぎるところとか不安定なところとか、何もかもがツボ。多分、私は根本的に、ああいう不安定なものに惹かれるんだと思うの。あなたも含めて」
吹き出しそうになる私。
「ふ、不安定ッスか」
自覚はありますが。
「もうねえ、中学校の時は相当気になって仕方なかったもん。オーラからして異質っていうか、全てが異質でね。はみ出まくってた」
「そういえばあなた、普段真面目に黒板みていたあなたが、やーたらと私に嬉しそうにちょっかい出してきてて、なんじゃこの人はって思いましたわ」
「だって後ろに居るんだもん! 気になって当たり前じゃん。でもそんなにちょっかい出してたっけ? 覚えてないけど、確かにそうかも」
無邪気に笑う。嬉しそうな顔して悪戯っ子がヤバいもんを突くかのようにして後ろを向いては私を突いて遊んでいたんだな。
「で、当たり前の話、私の所為であなたが授業を真面目に受けなくなったっていう事になった訳だけれども」
「ああ! そりゃそうだ。ていったら悪いんだけどホントそうなんだよね、ごめんごめん」
「で、当たり前の話、この私(カッカ)が黒板のある方角を向いている訳が無いんだ」
「うわあ。そりゃそうだ」
「だから、普段一割は聞いていた授業の内容も、中2の三学期の記憶だけはまっさら」
「ギャハハハハー!」
その後、なにゆえ私をそこまで突いたのか、等の話に飛ぶ。
「マジョリティには興味無いんだよ、きっと」
友人は言う。
「まあ、私は全てに於いてマイノリティだからね」
「うん。幼少時代の話は、マイノリティへの道、その一、って感じだったよ有り難う」
礼を言うな。
「そうだ。私はマジョリティには興味が無くて、どうしても不安定なマイノリティの人が気になって気になって仕方なくて、観察したくなるんだよ」
「……あーのさ、私はマイノリティの自覚あるから全く気にしないんだけどね。呉々もマイノリティの自覚の無い人の前では言わないようにね。自覚の無いマイノリティの方が多いんだから」
「いやあ、しかしこうやって区画ごとに集められた割には、濃かったよね、あの学校。無差別に区画だけで集まった割には、こんな人(私をさす)まで居るし」
「……違うよ。あの区画には変人が多かったんだよ」
「お、そうかも」
その後も酒入りながらてろてろ話していたら、
「うん。今日は勉強になった。有り難う」
と言われたのですが、なんの勉強だ。
きっと
「マイノリティの勉強になったー」
とか思われているのだろうか。
私は所詮マジョリティの側からモノをみるのは出来ないので、
「敢えてマジョリティとして生きてみせる」
と豪語しつつもマジョリティ視点な彼女もなかなかマイノリティだと思うのだった。
「マイノリティの人の、そのなれの果てを見てみたい衝動にかられるんだよねえ」
……なれの果てですか、私は。


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