世を忍ぶ仮の日記
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| 2004年07月29日(木) |
又、文体をかえたいのだ |
私の全てが形骸化して仕舞ふ夢で、じとりと厭な汗が体に纏わり付ひて起きた。 不可思議尚且象徴夢、直接な象徴に戸惑ひ、胸の中の蟠りが解けず、時計を見やると朝日も未だ無ひ午前4時。 間違へた都会の鴉は間抜けな鳴き声を上げる。 或時突如神が降りる。 凶暴神。 衝動的な侭に動かんと為る。 私に降りたりし神は欲望衝動の侭動かんと為。 然し人間足る私に、破壊神のやふな衝動を全て行ふは無理で或。 人間とし生きやふとせん私には、至極並な、寧ろ女性とし生きていきたひと願うのだが、神は其れを赦しはしない。 負けじと、女性とし主張すべく、暇も手伝い浴衣を着た。 神の憑いた私には、此方人間として何かが欠ける。 哀しく空しかった。 普通人とし生きとし生ける者達は、どの様にして、自然体で其れを為すのか。 然うして、此の世界を味わへ無いのは嘸空虚な世界だらふと思ふと同時に、羨ましくも感ず。 楽、で在らふ。
台風が来るとの情報が有ったが、雨には打たれ無かつた。 バケツをひっくり返したような雨、と妹達はこぞつて言った。 然し私が歩く瞬間には雨は止むのだ。 この世で只一人、愛おしい人から「濡れるよ?」とさくりと言われた。 その後外に出たら雨は又しても止んでいた。 然うして、帰路に着く時には既に太陽が出て居る。 神が、私を濡らすのを厭がつたのであらふ。 帰宅したら一人神と語らわんとして心構えを決めていたが、バケツがひっくり返ったような雨で、と妹達二人が私を下界に降ろした。 体は、数日間眠らせはさせやしない神で疲労困憊。 心は、彼方此方と飛び交いたく、不均衡窮まりない。 体が動けず、無理矢理に動かす。 屹度、動けなく為れば、神は消えると願つたのだ。
其れを考えるまでも無く、下界に棲む妹達二人が否応無しに私を掻き乱す。 下界に通じる「姉」の言葉を考え、口に乗せ言葉に為すと云ふは何と違和感の有事か。 我が世界に入る真最中に部屋に唐突に入られる。下界から聞こえてくるは気持ちの悪く為るだけの愚用。
我だけが棲む此の幸せ実る世界を、 誰が、邪魔して善いと謂うた。
我が世界に入れ得るは、世に一人だけ。 自ら望み彼方の世界に彼の人は居る。
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