世を忍ぶ仮の日記
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久しぶりに会うピコトリオ。 ピコ2さんにあらかじめ伝えなければならない、苦しい言葉があった。 前回私の家に遊びに来た折、悪戯大好きピコ2さんがピロのベッドに湿った洗濯物を詰め込むという悪戯をしたことをピロが思い出してしまい、「うう…‥本気で恨んどるんじゃ…でも……来るなとは言えん……けど…でも…」と悩むので、家庭を第一に考える私としては「では、彼女は出入り禁止ということで」と一応話を取り付けた。そのことをピコ2さんに伝えなければならない。 最寄りの駅で、時間通りには来ないピコ1さんをゆっくり待ちつつその事実を伝える。 「フンッ! ピロの言うことなんか気にするもんですか! 行くったら行くわよ!」 ピコ2さんは強かった。 まずソバ粉クレープのお店に行く。 「ボンギャルソンが居ない!」 昼休みなのか、バイトのお姉さんと店員さんのお姉さんだけである。 通りすがりにヤバいくらい可愛いフランス人の子供達を見た。 お店で珍しく安く食べる。いつもの半分くらいの値段で食べたのはデザートクレープを食べなかったからだろう。 ソバ粉クレープとそうでないものがある、ということを初めて知りつつ、ピコ1さんとピコ2さんはそれぞれ頼んでいく。 ピコ2さんはソバ粉に拘り、「ソバ粉のアイスにソバ粉の…」と言っていたら店員のお姉さん(美人)に「それはけっこう癖が強いです」と言われてあっさりソバ粉を蹴っていた。ソバ粉が食べたいが癖が強いのはダメ、それがピコ2さん。 食べながら思い出話に花を咲かせる。 5才以前の記憶にまで遡っている私……。 「うーん小学校の時はどうだったかな?」 みんなして回顧モードが強すぎるらしい。 上品な店でギャースカギャースカ騒ぎまくった。 クレーピエ(クレープ焼く人)のお兄さんも格好良かったわよ畜生! ああんラテンー!
その後ちょっとお寺とかお寺とかに散歩しつつ家に来て来て頂く。 なーんか普通に漫画を手にとって。 「ああ、それ貸すわ。あ、そっちはピロが学校に持って行ったきりだからメールするわ」 て漫画の貸し借りですか。 変わって無いですねえ……(遠い目)。 それから今度やるオケのピアノコンチェルトはどれだどれだという話になって。 「どうしようもない曲なの〜ぅ、なんか、最後にシンバルが鳴らなかった?」 「え? シンバルまで意識してない。弦が弾きにくかったらショパン、つまんなかったらリストだよ。ダサい? じゃリストだきっと」 試しに弾いた挙げ句オケ部分を歌ってみた。 「あ、それだー! うわあ、弾きたくない…」 「ウッフッフ。リストはオレ様一番だからオケはつまんないよー」 「おーりーたーいー!」 「いやいや、リスト君は派手だからオケも多め? フフフ」 正直リストのコンチェルト弾いてる時、オケを聞いている余裕がある瞬間ってどれだけあるんだろう。 むしろ、レッスンで「もっと自分がソロ! 自分がソロ! 自分が一番だという音を出せ!」て言われてたしなー。 オレ様、一番。 無理☆ 私ってぇ、なんていうかぁ〜、そゆの、出来ないんですぅう(←さとう珠緒口調)
ふとした会話の途切れ目に 「ところでさ、無双無双言っているようだけど」 と話が変わった。 「ちょ、ちょっとやってみたいような、でもゲームは……やると欲しくなるー」 などの声を聞きつつボタンをポチっとな。 ピコ1さんは説明書を懸命に読む。 ピコ2さんはとりあえず手を付ける。 大騒ぎして目をシパシパさせながらあっちだこっちだ分からないよ助けてええと絶叫する気力すらなくはじめての戦国無双。 「今度また無双しにここに来る!」 ピコ2さん、絶対来なさい。一緒にハマってー! そして今まで門外不出だった『ハチクロ』を持って帰りました、のではやく返す為にもまた来てね☆ 帰りがけにハンバーガー食いながらサンフランシスコのゲイパレードはプライドパレードと言っていわゆるマイノリティに属する人がプライドを持って参加するんだよ、という説明を聞き、 「私は精神的マイノリティだから参加しようかしら」という話をしたり、 どこそこの誰々が結婚したとかしないとか、そういう話をして。 眠くなる(笑)。
腹くちくなりながらの帰路、少ししか見えない星を見上げ 「姫ー」 とピコ2さんを指さし 「彦星ー」 と私を指さし、 「牛?」 とピコ1さんは自分を指さした。
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