世を忍ぶ仮の日記
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鬱々とした侭日は昇る。
考える力を奪うまで自分を追い込む為、眠る事を拒否した。 眠るのが怖かったのもある。 意識を失う直前、気を緩めた自分がどういう感情を持って如何なる行動を取るかが怖かった。 自制に自制はしている。 衝動的にならないと誓っている。 堕ちるだけ堕ちろ。 血の沼に堕ちて、自力ではい上がって来い。 過去に縛られ身動きが取れない。 重い過去、そんなもの、誰だって背負っているだろう。 単に私に背負うだけの力が無くてしゃがみこんで動けなくなっているだけだ。 「よく今まで生きてこられたと思う」 と言われた事数えきれず。 それでも私は生きてきた。 ざまーみろ。 私の心身を殺そうとしてきた輩。 それでも私は生きている。 愛おしいもの、柔らかいもの、暖かいものを知って触れて、痛みを伴っても、生きている。 生きぬくことが復讐なのかもしれない。 憎しみを忘れる事はどうしてもできない。許す事が出来ない。 そんな自分は恥じている。 けれど、憎しみよりも慈しみが私を支えている。 憎しみなど要らない。 その程度じゃ汚されないんだよ、と強気に言ってみたいが、この季節には動けなくなる自分がいる。 弱い自分は情けなくて嫌いだが、海でおぼれかけの人間がもがくと余計に水を飲んでしまうようにもがけばもがく程に堕ちて行く底なし沼、沈むに任せた。
精神面、今日は浮上したつもりだ。 手足の震えが止まらず体に力が入らない。 「夏バテ仕様の体です」 と言い訳しつつ生きている。 夏に弱い。 暑さに弱いのか。 未だに思い出せない過去の何処かに、原因があるのか。 探る必要はない。 ひたすら、生きられる方法を探る。 それだけで精一杯だ。
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