世を忍ぶ仮の日記
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2004年06月06日(日) 絶対美感、絶対美食感

浮かれたまんま忘れ物だらけで行ったバイト、朝起きたらどうも食べたいものが無かったので家を飛び出した途端に空腹に襲われて駅到着と同時に最寄りのパン屋に駆け込んで一番ボリュームのあるサンドイッチを買いました。末期阿呆。
ガツガツ食ってノホホーンと構えていると、どうにも銀座の大通りがやかましい。
話に聞いた。
「オリンピックの聖火リレーがあるみたいです」
「あっ! 今日はオリンピックの聖火リレーの日だ!」
=KOKIAの新曲初披露の日、にしか考えていなかった。
先生がいらして
「いやあ、そこで菊×怜が走ってたよー」
とおっしゃったので、あー見に行かなくて正解だったなと。
画廊のオーナーは登場するなり
「あんた! あんたの住んどるとこ美味しいとこ多いやろ!」
とシンクロ率の高さを見せます。
「そうなんっす! 昨日もめちゃくちゃ美味しくて。ソバ粉クレープも美味しかったしっ!」
「よっしゃあんたもっと探索しといてえな。今度行くからな!」
何もかもそっちのけで食べ物の話で盛り上がりました。すんませーん。
「何事もな、絶対音感とか絶対美感とか絶対の味覚とかあんま無いねん。けどな。ちゃんと味が分かる人が美味い言うた店行きたいねん」
2月に香港に蛇食べに行こうと誘われています。どうすべきか、蛇。美味いんだろうけど、蛇。ニョロニョロー。
ところでおばちゃん、私が子供の時に勘違いしたおませな女の子で「エビは踊りじゃないとね」とか「やっぱり天然の鮎は違うわね」とか言ったの信用するのやめましょうよー。
でもオテルドミクニしか口に合わないおばちゃんにスウィーツフォレストは駄目って言っておきました。だってレベル違うもん。
「ケーキ言うたらリキュールとか全部なんもかんもケチらず全部ええもんとことん使うてあるやつじゃなきゃイヤやねん!」
言われたらスウィーツフォレストはダメですよな。な?←同意が欲しい。
小一時間食べ物の話をしながら作業を進めている時に
「昨日そういえばうちのおかんが『画廊に行くには何番出口で出ればいいん?』て言ってたから来るかもしれないです」
て言うてる端からママン登場。
ボリュームマキシマムで大騒ぎするオーナーとママン。
10分話したところでオーナーは「飯食べてくる!」と普段は食べない(ダイエット中)昼ご飯を食べに出かけました。
あらかじめ母に「おばちゃんに顔見せたら絶対画廊飛び出るよ」て言ったら本当に飛び出た。
すっきりした顔して帰ってきたオーナーは「明日一緒に遊びに行くことにしてん」と母を誘ったようです。
作家の先生に
「明日は何時くらいに引き取りに来てくれるん?」
て聞いてましたから明日も速攻飛び出るんだろうなー。
今日までやってたガラス展は個人的に好きだったので、私がお金を持て余したら欲しい品が1つあったんですが、そんな日が来なさそうなので口に出しませんでした。
ほっしー! 何に利用するのか分からないボトル!←この利用価値の無さが金持ちの道楽な美術って感じですごい好きなのー! 八の字型の蓋がサイコーにキュート!
もともと美的な感覚はゼロに等しいと自分で思っているので、好きか嫌いかは雰囲気で決めます。
あと作った人がどのくらい、どこの世界まで飛んでいっちゃってるか。
芸術の世界はアッチ側へ飛んでナンボですからねー(細目)。割ともう飛んでっちゃってる私の目線から見て、まだまだ正常なだけの世界にいる感じの空気感より、「不思議な世界の自分だけの表現」系の空気感が好きです。
あと血筋としてガラスが好きなのか、父がガラスが大好きなのを引き継いで私もガラスが好きなのかもしれません。トスカーナのグラスとか衝動買いしちゃったしなー金あった頃!(←今貧乏)。1ヶ月後にある猛烈高いガラス展が怖い。惚れたらどうしよう…(ポッ)



終わりの方は普通に働いていたら時間がすごい勢いで去っていました。
理由1:閉廊の時間になって唐突に客が途切れずずっとまんべんなく1人くらいずつ入ってきた。
理由2:真面目に仕事をした
理由3:作家さんがくたびれてみそ汁飲んでた。てこれは理由じゃねえや。ごめん言い訳。
文房具屋に買い出しに行ったりしていたら、s会幹事からメールと電話があって、
「オーナー……すいません……もう、はじまってるみたいです」
ぐーぐーなるお腹を抱えながらタイムカードを押して出ました。
お腹空いてたからむっちゃ到着まで早かったー。自分の庭範囲内だったので全く迷子になることなくたどり着きました。
「あー、予約の…」
本名誰で予約したんだろう、とモゴモゴしながら店を入ると
「5巻! 5巻じゃないよ! 6巻だよ! ○巻! ○巻!」
と巻巻巻巻一杯聞こえてきて。
ああ、私の場所は此処だ、としみじみと致しました。
到着早々「カッカのコルセットをギューギューしたいっ!」とエマ4巻を読んだグループからお呼びがかかったので絞めたりとか。絞めにくいんだけどね、あのブラウス。でもトマトソースのシミ付けてた(ギャフン)。
そっからまあ「夜の閣下」とミウちゃんに言われたりしつつ、秘技伝授して遊びましたヨーホホホ。


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