世を忍ぶ仮の日記
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| 2003年05月25日(日) |
射程距離範囲内鬱堪能 |
前日、出歩いた箇所が2カ所で、しかも煙草の煙を吸い、人込みに酔い、いつもの自分の2週間分唐突にしゃべったりしたので、絶対次の日は鬱になると腹を据えてかかって1日を短縮する計画で、昼過ぎまで眠る。 起きたらピロは既に居なくて、鬱を堪能するのに絶好の日和である。 鬱日和。
眠る前に妙に頭が活性化するのも鬱の前触れ。 ピロと生活するようになってからというもの、なるべく「噛み砕いたアホでも分かる言葉遣い」を心がけてきたが、とうとう分からないと印籠を渡されてしまった。 「おねーちゃんの言っとることはセンター国語の一番最初の一番苦手な問題みたいじゃ、抜けていく抜けていく左耳から右耳へとツーってツーって」 ネタは風邪の時にお風呂に入っていたら焦るよね? ピロ談、から始まった。 「焦る……という感情はわき上がったとしても、それを言語化するまでに至らないなあ」 「へ?」 「だから、情況になったとしても、言語に変換する作業をした事が今まで無いの」 「ダー! サッパリピーマンよ」 「例えば、テストで分からない問題が出て、頭が真っ白になるとする。頭が真っ白になっても、『頭が真っ白になった』ということを自分で思えないでしょ、そういうこと」 「アー! センターでもそういってくれりゃーいいのに。そしたらもちょっと分かりやすいのに」 「いや、あのテストはあんたみたいなアホとそうでない人を振り分ける試験なんだよ?」 「プゥ」 テストとは酷なものである。
目覚めは『君はペット』の作者が元記者であったということをあとがきで知り、 「ということは本人の、自分の理想がゆがめられた形で表現されているのを読まされている訳か、オエー」 もそもそ起きあがりながら溜息をつきたくなるような事を朝っぱらから思いついている。 「何故カッカがそのマンガ読んでいるの?」と言われそうだ(言われた)が、妹が友達から借りてきているのである。在ったら読むだろう、マンガ。 バリキャリ東大出てハーバード出た主人公(美人)がペットとして可愛い男の子(ダンサー)を拾ってくるのだが、大学時代から憧れていた格好いい彼氏(バリキャリ、武のたしなみがある、文武両道美形)が出来て起こるハプニングの数々、て現在ドラマで小雪、松本潤、田辺誠一と見事アタリ役でやっている原作マンガなのであるが、作者本人が別に東大を出ている訳では無く、あとがきを読む限りでは大学学歴に関するコンプレックスの塊のようなので、そいつぁいくらなんでも露骨露悪露出趣味的に自分の理想の投影を見せられて、読む大多数の人は気持ちが良いのだろうかとか朝から悶々とする。
最初はリネンの洗濯をしたり、昼だけれども朝ご飯を食べたりとそれなりに人間らしい事をしているが、段々何をしているか分からない人になってくる。 いいの、今日はダメ人間の日だから。 さあ思う存分ダメになればいいさダーメダメダメダメ人間。 耳鼻咽喉科で入手した強力な咳止め液が強烈に不味いが、ようやく効き始めたので、人並みに読書ができるようになってきた。2週間何も読んでない。風邪の諸症状で集中出来る体力が無かったのだ。結核患者で自分自身から読書禁止を言い渡されている気分だった。結核になると読書禁止という情報は宮本輝情報。宮本輝というと中学校からの友達だったが彼女が何故か(つーかケンカ別れした。「てめーが人生成功したと思ったら電話かけてこい」と私が言ったのが原因だろう。頼むはやく人生に成功しろ←お前もなー>自分。無理ー<自分。人の事言えたギリかーこの身分は)大学に入った途端に絶縁してしまったノリちゃんを思い出すが、彼女は宮本輝が文庫の宣伝だかコーヒーの宣伝だかに出ている姿で宮本輝に惚れ、 「手が綺麗な人に不細工な人は居ない」 と断言した程の手フェチであったが、そんなことより作品で「悪い人はいない」とか言え。手よりも作品を褒めてやれ、相手は作家だ。
最近ありとあらゆる不味いものを口にしているのでカルキ水ですら甘く感じられる。 喉関係の薬って不味いものが多いから要注意だなと痛感するが、これで薬飲み人間としてワンランクアップするんだろう。かつて漢方を2種ゴッバゴッバ飲んでいた所為で、「あり得ない」くらい錠剤を一気のみ出来る危険体質になっちゃった、で救急車呼ばれちゃった。 嗚呼、水が美味いなあ、しみじみ。 咳止め液は微妙に甘みで誤魔化そうとしたブレンドが更に悪寒をそそるが、炎症止めうがい薬はダイレクトにヤバイものを口にしている風味が口全体に広がり、舌味蕾に置ける苦みを受け止める部分的よりも、両方とも鼻に抜けていくときの香りがヤバイ。 化学っぽい匂いがする(←ピロを妹に持つ割りに化学のイメージが貧困)。 炎症止めうがい薬は青紫色です。それを口から出す時の気持ち悪さったら、自分はいっそ青い血流しているヤツ(トート閣下)でいいよ、と思っちゃうね。 「黄泉の帝王トート閣下。またの名を、死」←トート閣下紹介の台詞。 ちなみに本来のトート閣下は歌の中で「青い血を流す傷口は」というのがある。 学園祭ではカットされたので、私は無事青い血を流さないトート閣下になった。 「だって青い血は流せない」というのが理由である。
ここのところ風邪で体が炎症を起こしていた為かむくみで瞼がいつもに増して眠そうな二重になっていたのだが、今日は比較的普通の瞼だった。 と安心したのもつかの間、情緒不安定なので、泣く。 勝手にいいように妄想して泣き、勝手に悪いように妄想して泣く。 自分、いい加減いい歳なので何度も経験して分かってなおかつ逃避しているのだが、実は楽器を触らなきゃいけないとじわじわ思いつつ触らないでいると、どんどん泣きが悪化してくる。最後は鬱病なんだか統合失調なんだか、という騒ぎに発展(したことが……)。 はやく触れば? 弾けば? という話なのだが、もう一の腕の筋肉が衰えているので触るのが恐怖なのだ(熱の間に筋肉が溶けたらしい)。怖いよう怖いから触れないようでも練習しなきゃどうしようでも怖い(以下ループ)の悪循環を断ち切る方法くらい知ってるけどね。 弾きゃいいんです。ええ。 今日もやっぱり怖くて触れずに終わりました。 嫌いで触れないならいいのよ、迂闊に弾きたいのに、もう弾けなくなっている自分(妄想)がたまらなく怖いのよ。 そこまで怖がる程弾けてないくせにね。 と上記のようなループを一日続けて、最後はバクチク闇のCD『69』に手を付ける。 ハー☆ 心と体に染み渡るわぁあっちゃんの鬱。
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