世を忍ぶ仮の日記
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野暮用を済ませて、みき姉さんを迎えに東京駅まで行った。 銀の鈴待ち合わせで読書をしていたみきさんは、会って早々に人気の無い場所に行って私の肩を持って「ごめん…」と謝り倒し出す。 「どうしたんすか?」 「……紙……紙……」 ヤギさんのように、ひたすら紙を欲する(そしてグルメなので紙の指定を言う)みきさん。 「ちょっと待って下さいね。東京で詳しい人にメールします!」 M美のエセコナン(仮名)さんにメールを送ったら、ごっつ詳しいメールの最後に「これで分からなかったらごめんなさい」という返信が返ってきた。 ありがとうエセさん、あんた、詳しすぎじゃよ…。 とりあえず新宿に行こう、というわけで、ゴスロリっ子観察をしながら東京駅を出て、ピュアロリっ子について語りながら新宿駅で降りた。 のっけから不安なこの旅。 まずはマイシティに行く。 私もはじめてな山下書店のハチクロポップ(&ミニフィギュア)に感動すること然り。 アンケート用紙をみてみきさんは「めがね、黒髪」とかなんとか書いておりました。 二人で「カボミントカボミント!」「わあ、釘バットもあるよ!☆」とひとしきりはしゃいで、誤って漫画のコーナーにハマりそうになったところで正気に返り、紙を買う。 案外あっさり紙が発見できたので拍子抜けするみきさん。 さてこれからどうしましょうということで、エスカレーターをのぼる時に散々「春のおなご服はええのぅ」と言ってきたので、春服を見よう、とマイシティを舐めるようにしておりていく。 「スパッツはダメなのスパッツは! スカートからはみ出るすっとしてキュッとなった足が見えないの」 二人で「シフォンスカートは単品ではくべし!」と熱く語り合う。マネキンがズボンと重ねて履いてたりなんかした日には威嚇する勢いで。 マイシティが案外早くに観察しおえてしまったので、どうしましょうどうしましょう、ええいそれなら新宿欲望デパートメントに行ってしまえ、と伊勢丹に入る。 平日なのにとても人が多いので、「さ、お薦めの階だけ」と2階と4階に行くことにする。 ポーン。2階ー、ツボな服がとっても多いコーナー…おなご服満載ー。 てな訳で「ねーねーこのホットパンツってばしぼれちゃいますよ、どこまででも短くなりますよ、いいっすか? いいんですかねえ」「カッカ、ダメじゃよ、いくらなんでも…うはあんこのスカート…ラメラメのフワフワも」「夏少女! サナトリウム!」「裸足で着て欲しいです」「うわああ、これ、スッとなってキュッとなってぶわあって!」「ああ、このスカート買ったんですよぅ」 2階はとても触発されるところでした。何がどう触発されるのかサッパリしりませんが、適度にウフフアハハウフフアハハとなってきたところで。 ポーン。4階ープレタポルテちょっと高いけど楽しーコーナー。 「タヤマアツロウ好きだったんですよねー」「いやあんこのシフォンはなかなか……うん。でもなびくところがいいね」「カッカ! あっちあっち」「おお、ププッピドゥ♪って感じ?」「スッとしてキュッとなって古風なワンピース!」「この会話は日本語としてどうなのかしら?」「ウフフ、でも確実に通じ合ってるわ」「うん」 キィワードは「すっとしてキュッとなってふわ」でした。で、あとアレクサンダーマックイーンのコルセット(お値段なんと16万円)がとてもステキでした、本物みたいで。 間違えて宝飾のコーナーに入ってしまう。 「ん? ここに来るには給料3ヶ月分持ってこなくては、て誰に買うんやねーん」(みきさん) 「ウフフ、それってあ・た・し?」(カッカ) 「オーウ、一生ついてこい!」(みきさん) 「え? ○○○○ー(←みきさんの職業)に?」 「ダメ! ダメじゃよカッカ!」 確実に脳みそやられた状態にになって欲望デパートメントをあとにして、帰路につく。 東京に来る前にみきさんに事前に何が食べたいですかと訊ねたところ、 「肉。塩で味付けされた肉」 というお答えが返ってきたので、焼き肉へ。 本当に「塩で味付けされた肉」ばかり頼む姿が男前である(笑)。 食べている間にどんどこ眠くなる私。 冷麺を食べる頃には周りが見えなくなってきて、「一心不乱に食べてる」と言われました。食べると眠いんだもん……(←赤ちゃん)。 途中、コンビニでコピーをし、夜食を買い、いざ我が家へ。 散らかっててごめんなさーいと言いつつ早速ビデオ大会になる。 林檎ビデオ(世紀末編)を見ながらの製本。 林檎:「白痴美ってあると思うんですよ」 二人:「うん、ある! 確実にあるね!(半ば涙)」 分かってるわあ林檎姐さん。 林檎ちゃんの肩がいい、とか首も良いよとか、林檎ちゃんは確実に分かってるね、あははあははと喜びつつ、製本をする。 その合間にメールが来るが、どれもこれも「この二人が一緒になると、一体どうなってるのやら……紫のオーラ出てませんか?」系ばかしだったらしく、健全育成ビデオ椎名林檎を観ている私達はとても怪訝な顔をして 「みんな、私達を何と勘違いしているのかしら、ねえ?」「ねえ」 と言い合う。 白痴美フィーバーしているので合い言葉は「フジサンキレイ」である。 ほら、健全だ。フジサンだぞぉう。 林檎ちゃんビデオの後に入っているのが年末武道館ライブをやったバクチクビデオなのである。合間におじゃるとか入っていて、おじゃるに憑依されたりもする。 さて、あっちゃんビデオ。 「けっこーMCとか削られてますね……ああ、これがディナーショー衣装……」 ラメラメに光る白痴美フェロモン神、あっちゃん。 ライブビデオのあいまあいまに出てくる今井ちゃんのインタビューの言葉にこそばゆいくらいの「今井ちゃんのあっちゃんに対する愛」をにじみ感じ、「この二人は一体どうしてここまで長い間愛しあえるの…?」とへたる。 「白痴美強し?」「うん。白痴だからね、無邪気にかえってくるし、当たっても気が付かなかったりとか」「それ以前に甘々ですよ」「お? ホントだ」「ま、他のメンバーにはけっこう鬼畜らしいですが、今井ちゃん」「キチク? 鬼畜ってどんな風に?」「サア☆」 その後「鬼畜さんはどんな風に鬼畜なの?」を繰り返し言う白痴な私に(笑)「神戸の白痴美フェロモン神あっちゃんはこんな風だったあんな風だった」「観たかったよわああああああん」「いやあもうつやつや☆」と言いつつ製本しつつ観る。 ビデオの最後にあっちゃんのコメントが入っていて、はにかみつつ(←他人には威嚇しているように見える、片側だけの笑み)一生懸命しゃべる姿にウケる。インタビュアーのお姉さんのツッコミが激しくてもうボロボロ何か白痴美が出てきているところがもうたまらなくむしゃぶりつきたいっていうか襲いかかりたいところである。 「はにかむといやあ、ムーンチャイルド、hydeさんがガックンと一緒のインタビュー受けている際に、一回一回はにかんでからしゃべるので、放送禁止すれすれのエロさですよ」「うはあやったああ」
「21世紀チェリーボーイ」のプロモも何がチェリーボーイじゃコラッという、攻め攻め姉ちゃんに絡まれて淡々と歌い、自分一人で悶えるあっちゃんであった。 ええんかそれで。 『極東より愛を込めて』のプロモで、轟々燃えていた愛の館が、段々残骸となった後に 『残骸』の歌がリリースされているので大層ステキだ。 そろそろ腹筋が痛いぞ。 あっちゃん……あなたのその確信犯でないところがステキ。でも、いくら背後の炎が危険だからって、網タイツは無いと思うのよ、網タイツは。 ビデオを終えて、息つく間も無く、WOWOWで『ご近所探偵トモエ』とかなんとかいう堤監督最新作が流れていて、10秒に1回カマされるマニアギャグ、とてもじゃないが民放でも流せないが映画化も出来ない細かいギャグに息つく間も与えられず笑う。 ハリーポッターズ、とか。 「ハリハリハリポターズ(あがる)ハリハリハリポターズ(下がる)♪」 て歌いながら虐める眼鏡小学生軍団。 「あああああ、堤監督。監督もハリーがハラグロだって思ってるよ分かってるよあああああ」 「てゆか堤監督亀甲縛り好き?」 余りにも笑いすぎて、 「あたし、ヘタレと結婚して白痴になりたい」 という訳の分からない願望が飛び出すくらいに可笑しい。 1時間半、笑い倒していたら(途中にみきさんの上司がテレビに映っていたので、チャンネルを変えて一瞬見た)、もう日付が変わった。 表情筋が痛い。
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