世を忍ぶ仮の日記
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| 2003年01月17日(金) |
私のツボはヘタレに有り |
くおおと無理矢理目覚ましをかけたの無い時間なのに起きあがって、ファイト一発ピアノを触ってから、アルバイトに出かける支度を静かにする。 ピロピロが「起こしてね。五月蠅く行動してね」と言うので。 ひねくれた姉は、ドアを開けて「あたしなりに五月蠅く」と言いつつドライヤーをかけるのをやめた。
私が家を出る時間はそれなりに昼過ぎて結構経つので、私が家を出ようとした頃に、キャロリーンと目をパチコリパチコリさせながら起きてきたピロピロは「おねいちゃんのピアノの音色で目が覚めたよ」などと良い子ぶろうとしてみたらしいが、私はそん時どかすかぼかすかピアノを殴るように弾いていたので、余りごまかしになっていなかった。 お出かけ前に、新しい白いコートを羽織る。 「ねえ、お姉ちゃん可愛い? 可愛い? 可愛いって言ってっ!」 「うんかーいーよー(←寝ぼけてる)」 「……はー。ファーが付くとあたし水商売っぽくて、自分が嫌い……」 「あー。そーかもー」 「あんたも嫌いっ!」 お水なカッカ(音楽教室アルバイター)はちょっと早めに家を出て、渋谷駅のK文堂で彷徨う。ま、漫画のコーナーが移動してやがんの。人が無い時間をひねり出して無理矢理買いに行っているので、かなり店のど真ん中で立ちすくんでしまいました。漫画の無い本屋かと思って、怯えていたらば、入り口に移動してたのね。違う入り口から入ったから知りませんでした。 ハチクロ3巻入手!(万歳) 発見した時、今回もまた発見タックルをかまして平積みを崩してしまいそうになりました。タックルが癖なんだろうか。悪癖だ。 紫色のローファーをカッツカッツいわせながら待ち合わせ場所に5分前に到着。 快挙快挙。 ウハウハしながら、アルバイトの近くのタルト屋様「キルフェボン」でしばしお話をしよう、ということにする。 チョイスは杏仁のタルト。 タルト生地の上に杏仁のムースのようなものがベースに乗っていて、上にマンゴーのゼリーでカバー。生クリームのデコレートの上にクコが乗っていて、円の縁取りに小さな花が散らしてあって、見た目も美しく、そして何より美味で御座いました。ジャスミンティをチョイスした自分を褒めてあげたい。 贅沢な一時もたまには良い。良い。良いって言って!←今日の癖。 ところで昨日体重計に乗ったら3キロ太っていて思わず絶叫をしてしまった私なので、ダイエットでもすっべか? と思った直後にケーキ食べているのだからもうこれは諦めてしまおう。
アルバイトは、子供達が可愛くて、なんか、癒されてしまった。
アルバイトが終わったら、確か皮膚科の予約を入れた筈だ、と。 熱に浮かされてキャンセルして新しく予約を入れたは良いけれど、その日付を熱で忘れてしまったので、適当に行ってしまおうという算段で御座いました。ちょっと遅刻しても良いや、って友達と一緒にウィンドウショッピングを楽しみました。青山は楽しい。 1着も買わず。「これ貴族っぽーい。ハハハハハ」とか笑いつつお店出たりしたけれど、バカにした訳では決して無く、最上級の褒め言葉で去ったんだよってお店の人に言ってから去るんだった……。欲しいけど変えない人間の負け惜しみサ。ヘンッだ。
皮膚科へ到着。 遅刻したので、螺旋階段をのぼったところのソファ(下の階より座り心地が良い。なんだろう、VIP? キャッホー)に座って雑誌を読み待つ。 先生がカルテを取りに出てきた時に、挨拶をしてくれた。 と思ったら。 私の診察の時に 「いやあ、さっき見た時からずっと気になってたんだけど、ニキビが出来てるけど、どうしたの?」 私に挨拶をしたのではなく、私のニキビに挨拶をしたらしい。しかもかなりの遠距離から、化粧の下のニキビを見抜く。流石千里眼ニキビ医。 「今日起きたら出来てたんです(←ウソ)。最近、ホルモンバランス崩れてるっぽくて……」 当たり前の話、男性に「ホルモンバランス崩れてるんだわ、最近」と言って直ぐに通じたらそれはそれで不気味なので、「どんな感じ?」と言われて。 「つわりのように食べたいものを吐く寸前まで食べなければ気が済みません」というのも気が引けて 「うーん、ちょっと情緒不安定だったり、とか」 などと薄ら誤魔化してみた。 「情緒不安定かー……」 カルテに書き込もうとして、情緒が書けないっとアワアワする姿にメロキューしてしまう私。 漢字変換に使おうとした携帯電話を奪ってしまいたい衝動。 なんだろうね、この性癖は。 「ナサケにイトヘンに……」 「ああ、そうか。ありがとう(照れながら笑顔)」 携帯取りたい衝動を抑えるのに必死。 人が人に惚れる瞬間を自分で味わってみた(←しかも瞬間で枯れる)。 そして私は今回はニキビが発生しているということで、その場で枯らしてしまおうということで、看護婦さん(エステティシャン?)に連れて行かれる。ニキビと一緒に枯れる私の恋心。 瞬殺。 活性酸素で殺しておくれ。 化粧を全部落とすのに抵抗が出てきたらしく、目元だけ残したら、あばただらけの顔に目だけ気合いの入った阿呆ができあがった。 あー、ちくしょー、皮膚科医なんか嫌いだー(笑)。 ひたすら下を向いて帰る。 帰りがけに、ピロリンにパンを買って帰ってあげる。 ピロリンは、アンデル○ンのうずうずパン(←命名ピロピロ)が大好きなので、プレートの上をうずうずだらけにしつつ、買って帰った。 晩ご飯は餃子で。 食べながらハチクロ読んでいたら絶叫の嵐。 ピロリンはそんな姉を見ていたら餃子をぽってり落として 「おひゃくしょうさんごめんなさい」 謝っていたが、1日1謝罪してる。毎日ゴミ箱懺悔してる姿を姉は見てる。 しかも餃子だから、おひゃくしょうさんだけに謝れば良いってもんでも無いゾー。
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