ヤグネットの毎日
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| 2002年07月28日(日) |
草の根から政治を変えること |
27日の午前中、業者後援会のみなさんと一緒に業者さんを回り、お商売のことや政治のことを語りながら、しんぶん赤旗を購読していただく行動に参加した。 この不況のとき、月々800円とはいえ、わざわざお金を出して新聞を購読していただくのは大変なことだ。自営業の方は特に、入るお金より出るお金のほうが多い。「とりあえず読んでほしい、ではなく『政治を変えるためにぜひ読んでほしい』、と正面から訴えてみましょう」、一緒に回る後援会の方とそう「決意」しあって、いざ業者さんのもとへ。1軒目。真夏のうだるような暑さに加え、機械が回るモーターの熱で気温ははるかに体温を超えているようだ。事務室に通されて名刺を交換する。社長さんは、耳が少し不自由な方だった。 話すぶんには支障がないが、相手の話しが聞き取りにくい。僕は、筆談でお話をさせていただくことにした。
○先日国会では、医療「改革」(ぼくたちは改悪といっています)法案が成立しました。国民に負担ばかりを押しつける政治が続きます。どう思われますか? ○そのうえ、税制「改革」などといって、中小業者や国民にさらに負担を重くすることばかりを考えていま す。 ○自殺者が年間3万人を超えるといいます。人間を粗末に扱う政治は許せません。どうしても政治を変えたいと思って、今日は訪問させていただきました。 ここまで、書いた時、その社長さんは、「私はその自殺者の予備軍かもしれません。融資をなんとか借りやすくしてほしいのですが…」と話された時には、胸がつまるおもいだった。 そのあと、なんとか身ぶり手ぶりで、次の事を訴えた。
○朝日新聞では、医療改悪について、「来春から3割負担」と結果の報道だけ。「赤旗」は、「実施許さぬたたかいを広げよう」と報道しています。これを見ていただければ、赤旗は政治を変えたいと願う人たちの思いを応援し、どうすれば変えられるかを示す新聞であることが分かっていただけると思います。草の根から政治を変えるためにも、ぜひ私たちの新聞をご購読いただきたいのです。
この社長さんに購読していただけることになった。心をこめて、真剣に訴えることが大切なんだ。本当にうれしかった。
もう一人の方。月曜日に納期の仕事があるので、土日も出てきて作業。従業員には休んでもらって、自ら汗だくになって仕事に打ち込んでいるところをお邪魔した。 小泉内閣には、当初「何かしてくれるのでは」と期待したが、期待はずれだったと今の政治への批判は手厳しい。「自分は、何がなんでも共産党、というわけではないけれど結局、共産党がいうことが自分の意見とあうところが多い」という。一言ひとことを考えながらお話をされる。政党助成金をなぜもらわないのか?政権をとる気持ちがあるのか?それならば、もっと大胆な方針を出して本気で政権をとってほしい。など、疑問や注文も寄せられた。 僕たちは、「○○さんのようにご自分の意見をしっかりもっておられる方が、私たちの新聞も読んでいただいて、この新聞にはこんなことが書いてあるよ、と話題や情報を回りの方にも広げる役割を果たしていただけたら、こんなに有り難い話はありません。結局、一人ひとりの国民のつぶやきや会話、声が大きな渦になって政治を変える力になると思うんです。」と訴えさせてもらって、購読をしてもらえることになった。
政治を変えるには、一人ひとりの人間の「政治を変えなければ」という内発的な力を引き出し、一つに束ねることが不可欠だ。草の根から政治を変えるとは、そういうことをいうのだろう。 考えてみれば、壮大な仕事だけれど、それをやらなければ、政治も社会も変らないと思えば、少しずつでも粘り強く取り組んでいこう、という気持ちが湧いてくる。
暑い夏はまだまだ、終わらない。空を見上げると、青空に白い雲。そういえば、ひさしぶりに空を見上げたことに気づいた。
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