ヤグネットの毎日
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2002年06月22日(土) 自分の一般質問終わる

 21日は、午前中2番手で一般質問を行った。今回は、文化行政と観光行政とのタイアップ、それから精神保健福祉の充実などがテーマだった。
 僕は、観光行政と文化行政について、今年3月に観光協会が設立されたことを評価したうえで、観光行政は市外からの入り込み客数のアップも大事だが、市民がしばし日常生活を離れ、憩い、癒され、郷土愛や地域文化を育むことに重点をおいた事業展開が必要であること、をまず強調した。
 そのうえで、21世紀のまちづくりは観光行政と文化行政が車の両輪のように取り組むべき課題と3つのことを提言した。
 一つは、総合的、体系的な施策展開をはかるために、城陽市文化振興基本条例やマスタープランを制定すること、二つ目に、教育委員会の部局の文化振興を市長部局に移行させ総合行政として位置付けること、三つ目は、南山城地域でも最大級の古墳であるにもかかわらず、用地買収等の課題が残り未整備となっている車塚古墳について、市民の声を反映し計画の練り直しをはかることだ。
 これに対し、教育委員会は。文化行政の理念には共通の認識を示したものの、条例制定は否定。史跡整備の見直しについては、市民や有識者の声を聴いてすでに具体的に決めているとしながらも、「地域住民の声を参考にしながら進める」と柔軟な姿勢を示した。
 また、文化行政の市長部局への移管については、助役が「法例上なじまない、移管は困難だが、連携をはかっていきたい」と文化、観光行政の連携をはかる考えを示した。

 僕は、行政の文化化についても質問した。行政の文化化とは、わかりやすくいえば、次のようなことだ。

これまでの行政にありがちな慣例偏重、縦割主義などを市民の感覚で問い直し、職員一人ひとりの意識改革をとおして行政の自己改革をめざす取り組み。

 助役は、本市の職員は、そういう意識を持って知恵を出して仕事をしている、と答弁した。
 そうであれば、よいのだが、僕の耳には、本当にそういう立場で仕事が出来ているのか、と首をかしげたくなることも入ってくる。
 質問でも取り上げたのだが、例えばこんな話しがある。

 僕の住む近所に、城陽団地の第二公園がある。これは下大谷1号古墳でもある。ここは、児童公園という位置づけなので、管理は自治会にお願いをしている。この古墳公園は高台にあって、三方ののり面に200以上もの植木がうえられている。古墳の中にある公園というだけでも文化的価値のあるものだが、ご近所の方がまさに手塩にかけてこれらの植木の剪定を毎年行って、まわりの環境にも見事にマッチする形で管理を続けており、地域住民の手による個性的な公園となっている。この努力は尊いものであり、この話をお聞きして、僕は感動した。ところが、最近この剪定のボランティアで行っていた方が亡くなられ、奥さん一人になってしまった。急斜面のところの剪定などできるはずがない。今後、この管理をどうするのかが課題としてもちあがっている。地域の人々の憩いの場となっていること、下大谷1号古墳という文化的価値のあるものを考えれば、これは決して文化振興という観点抜きには語れない問題で、管理課だけではく文化財や自治会活動への支援のあり方などにも関連してくる。
 現時点では、こうした公園を行政と市民が協働して管理する方向にはなっていないようなのだ。
 こういう問題こそ、地域住民と行政とがよく話し合って前向きに解決すべき問題なのに、僕のところには、「これまでも自治会で剪定等はお願いしているので、まずは自治会で努力をしてほしい」という返事だったそうだ。
 こういう事例があるだけに、助役の「職員が知恵をだしてやっている」という答弁に、「はい、そうですか」とすぐには納得できないのだ。今後とも、この文化と観光のタイアップのテーマは、とりあげていきたい。

 精神保健福祉の問題は、地元紙などでは紹介してもらえなかった。
 精神保健福祉の問題では、当面、窓口での国家資格を持った専門家の配置が求められることや啓発活動の強化を提言したが、行政側は現状を述べるにとどまった。
 僕は、質問の中で全国の自治体で試行的に精神障害者へのホームヘルプサービスを実施したところで、「表情が明るくなり、自分から挨拶をしたり話しかけたりするようになった」など、大きな成果をあげていることを紹介し、本市での充実策を求めた。

 自分の一般質問が終わって、一段落といいたいところが、まだまだ6月議会は続く。最後まで気を引き締めてがんばろう。


 
 
 


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