ヤグネットの毎日
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城陽市議会は14日、建設水道常任委員会。 この日はどうしても傍聴したい案件が2つあり、朝から議会につめた。傍聴を終え、控え室にもどったら、サッカーW杯で日本がチュニジアに勝利したニュースが飛び込んできた。よかった!傍聴した中身は、次の通り。
●「都市計画道路予定地を集会所用地として貸借することを求める陳情」は「趣旨採択」に
ひとつは、僕の住む近所にある城陽台自治会(150世帯)から出されていた、「都市計画道路予定地を集会所用地として貸借することを求める陳情」審査。経過と趣旨はこうだ。 いま城陽台自治会の集会所が建っているところは、集中浄化槽が埋めてある私有地。平成16年には公共下水道が接続することから、地主より集会所の撤去を迫られている。 自治会としては、集会所用地として代替地をさがしていたが、他に適当なところがみつからず、行き詰まっていた。そこで、都市計画道路として認定されてから14年も経過しても宇治市側とつながる見通しもなく、フェンスでかこったままの「道路予定地」を一時的に貸借してほしい、と声をあげたものだ。 行政は、「道路予定地を目的外に使用することはできない」の一点張りで従来から対応。今回の陳情審査でも同じ立場をくりかえした。 しかし、建設水道常任委員会では、ほとんどの議員さんから、「自治会活動の重要性を集会所の必要性を重視し、行政側は柔軟に対応を」との積極的な質疑があいついだ。 結果は「趣旨採択」となった。「道路予定地に集会所をたてるのが難しいのなら、他のところもふくめ行政側は自治会への積極的支援を行うべき」という前向きな議会の意思の表示である。
僕も、自治会のみなさんからお話を聞いたり意見を求められたりする機会があったが、何よりも感服するのは、粘り強い運動である。陳情の提出にあたっては2000筆を超す署名が添えられた。自治会の中に集会所問題の特別委員会を設置し、住民のみなさん自らが法例の学習や討議などを行ったという。 委員会の議員にも、詳しい資料を渡し、住民の気持ちを汲み取ってほしい、と率直な思いをつたえたそうだ。 ここに、市民運動の原点と力がある。議会の審査でも、各議員が住民の立場から積極的に質議する姿をみて、すがすがしい思いがした。趣旨採択ではなく、きっぱり採択になれば、なおよかったけれど…。
●下水道工事の入札をめぐってまたもや談合疑惑!毅然とした対応こそ、談合をなくす道
もう一つは、城陽市の公共下水道工事の入札を巡る談合疑惑の報告と審議。3月にも同じ工事箇所で事前に談合情報が入り、契約が保留となっていた。談合情報により同じところで二度にわたり契約ができないというのは、前代未聞のことである。「一日も早く公共下水道を」と願う市民にとっては、怒り心頭だ。ところが、行政の対応には、「被害者は市民であり城陽市」という受け止めが著しく弱いように感じざるを得ない。談合をなくしていく大前提は、行政側の毅然とした構えと対応、とくに談合をすることによって、デメリットが大きくなるペナルティを厳しく課すことだろう。 そのあたりが、あいまいでいるところに強い疑念を感じざるを得ない。この問題は、今後、波紋を呼びそうだ。徹底した真相究明と再発防止を求め、奮闘したい。
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