ヤグネットの毎日
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2002年04月20日(土) ユーホニュアム、テューバの音色に魅了

 昼間、郵便ポストをあけると、僕の出身高校の“後輩”から郵便物が届いていた。
 あけてみると、音楽CDだった。
 “ラスティック・バリ・テューバ・アンサンブル”という、ユーホニュアムとテューバの四重奏アンサブル。
 なんと、茨城高校時代の吹奏楽部の先輩たちが中心になってつくったバンドのオリジナルディスクだった。「久しぶりにユーフォ・チューバの響きを楽しんではどうでしょうか」という後輩からのメッセージが添えられていた。

 ユーホニュアムやテューバというのは、トランペットやクラリネットなどとくらべれば、ブラスバンドではどちらかというと影の薄い存在と思われている。ベース音を刻んだりなど、「縁の下の力持ち」とでもいえるかもしれない。
 ところが、このCDでは、ユーフォ・チューバはトランペットやクラリネットのように、いやそれ以上に豊かにメロディーを歌い上げ、男声コーラスのような重厚なハーモニーを織りなしている。
 どの社会や分野でもそうだが、「縁の下の力もち」は、もっとも表現力やアピール力をもちあわせ、全体を視野に入れる能力があるからこそ、その役割を果たせるものだと思うのだが、音楽の分野で見事にそのことを証明しているのが、このバンドではないだろうか。
 
 高校時代に、楽譜から曲のイメージを読み取り、それをどれだけ朗々と豊かに表現するのかに、こだわった練習を思い出した。その「豊かさと朗々さ」がこのCD全体に満ちあふれているようだ。
 
 このCDには、「グリーンスリーブス」や「フニクリ・フニクラ・ファンタジー」など有名な曲もおさめられているが、僕がとくに気に入ったのがドビッシーの「亜麻色の髪の乙女」。
 曲の解説には、「静かな美しい景色の中にいる少女の情景を連想させる」とある。 

 CDをかけている部屋いっぱいに、ユーホニュアムの甘くてとろけるような音色が響く。
 
 高校時代に一緒に音楽活動を共にした仲間が、こうして日本を代表するアンサンブルバンドとして活躍をしていることを知って、とても嬉しくなった。
 同じ時代をともに生きた者の一人として、いまの僕にできることは、なんだろう。
 より美しく、完成された作品をつくろうとみんなが心をひとつにして練習に励んだ、その精神を思い起こしいつまでも心の中に持ち続けることではないか、と思った。

 すばらしいCDを贈ってくれた、後輩にもあらためて心から感謝したい。


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