ヤグネットの毎日
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2002年03月27日(水) 道路であそぶ子どもたち

 昨日も、引きつづいて地元の自治会の桜の花見にお邪魔してきた。
 おとといよりもあたかかったので、参加者も多かったようだ。
 ぼくは、少しだけカラオケのお手伝いをさせていただいた。

 昼間のことだ。家に忘れものをして、車で戻ろうとしたとき
 道路で遊ぶ子どもたちに出くわした。
 なわとびを車輪付きの自転車にくくりつけて、引きずって遊ぶ子
 そう、息子と変わらない4〜5才の子たちだった。

 僕は、「危ない」と思ってだいぶ前から減速し、
 近付いたところで、車を止めた。

 普通ならここで、子どもたちは車がきたことに気づいて道路の
 脇によけるものだ。そう信じ切っていた。

 ところが。

 子どもたちは、一向にそこを離れようとしない。
 しばらく待っていたが、動く様子がないので、ついに車から降りて、
 「おじちゃんのこと、通してくれる?」とお願いした。
 ようやく、子どもたちは「避難」してくれた。

 考えてみれば、車がきたら、道路わきに避けるというのは、
 車からみた発想だ。
 子どもたちの立場にたてば、自分たちが遊んでいるところに
 車が侵入してきたことになる。
 遊び場が減り、子どもたちの自由な空間が少なくなっているもとで
 
 「危ないから、よけなさい」というだけでは、子どもたちの心に
 響くだろうか?と考えてしまった。

 常識だけで、子どたちに向ってはいけないのだ。
 そんなことを感じたひとこまだった。
 
 


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