当世高校教師気質
一生勉強 一生青春

2006年10月25日(水) 『温室デイズ』

まだ髪を切ったことに生徒が慣れてくれません。
いいかげんに皆さん慣れてくれませんかねぇ。

10月末というのは、なかなか嫌な時期です。
12月頭の第4回考査までまだまだあるから、
生徒たちはいまいち気が入らないのです。
考査があったらあったで嫌がるくせに、
なかったらやる気を失うなんて・・・

今日の現代文は生徒のペースにやられました。
意外と、自分のクラスに授業をするほうが面倒です。
生徒が甘えてくるからなぁ・・・
次はがっちり締めていこうと思います。

本日の1冊:
・『温室デイズ』(瀬尾まいこ/角川書店)

「温室」、それはいったいどこのことなのか。
答えは学校。
この作品の舞台は、学校崩壊真っ只中の中学校です。
授業崩壊、器物破損、対教師暴力、いじめ、不登校・・・
ありとあらゆる問題が混在しているこの舞台を、
リアルだと感じる人は近年の教育に興味がある人ですね。
決して書きすぎじゃない所が悲しい。

そんな中で主人公は凛として立ち向かいます。
「学校に行かなくていいじゃない」と言った講師に向かい、
「学校に来いっていうのが先生じゃないのか」と言い返す。
あぁ。。。まったく、そのとおり。

多少の差はあれ、中学校ほど息苦しい場所は無い。
義務教育の縛りの中で、大人でも子供でもない人間が、
うごめいているのだから。
でも、それは本当に一瞬のこと。
中にいる時にはきづかないあの緩い時間を
ぼんやりと思い出してしまった作品です。


 前世  人生  来世


葉明 [MAIL] [当世高校教師気質��]

My追加