当世高校教師気質
一生勉強 一生青春

2005年02月25日(金) 『終戦のローレライ』

最後の定期考査に入り、生徒は必死、教員は束の間の急速。
とはいえ、総務課は卒業式、教務課は学検が間近に迫り、
暇なのは生徒会ぐらいだろう・・・
いやいや、生徒会だって忙しいはずなんですがね。
だって、学検終わったらすぐ球技大会なのに、
なにせボスが年休取っちゃうからシゴトが進まない。
つか、進めてもいいんですが、進めると拗ねるのです。
困ったちゃん。

ここ2日間の2冊:
・『終戦のローレライ上・下』(福井春敏/講談社)

映画も封切りになり、なにかと話題のローレライ。
タモさんも面白かったそうですが、私は映画館では観ないでしょう。
でも、原作のほうは図書館にあったので読みました。
戦争モノなんて、自分から読むのは初めてかもしれません。
最初は設定をつかむのに必死だったのですが、
途中から面倒になり、難しい説明は斜め読みしました。
それでも、じゅうぶん面白いので全然問題なし!
終戦間近、〈伊507〉という潜水艦を廻る舞台で、
艦内の人間模様と艦外の情勢が交互に続くのですが、
話の要は艦内の人間の人間性や生き様なんですよね。
最初は「え〜」と思う人物も、己の生を生ききっているのです。
クライマックスに近づくと、涙が止まりませんでした。
こんな熱い生き方、現代が舞台の小説ではムリでしょう。
かといって、戦国時代でもいまいち現実味に欠ける。
私達が決して忘れてはいけないこの時代が舞台だからこそ、
コイツラの生き様が光るんだ〜〜〜と強く思いました。

しかし、戦争モノだから覚悟してましたが、やはり出てきました。
「人肉」・・・意外とすんなり読んでしまいましたが。
大学時代、『野火』『ひかりごけ』ともう一作(忘れちゃった)を
「人肉三部作」と呼びならわし、課題だったのに読まなかった私。
多分食わず嫌いと一緒でしょうね。私にはまだ敷居の高いニ作品。

閑話休題。
あんまり書くとネタばれになるのでこの辺でやめますが、
久しぶりに気合いれて読みました。量も量だし。
本読んで泣いたことじたい、久しぶりだなぁ。


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葉明 [MAIL] [当世高校教師気質��]

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