当世高校教師気質
一生勉強 一生青春

2003年11月25日(火) 『ぬしさまへ』

今日から試験一週間前の部停に入る。
早く帰ろうかなと思っていたのであるが、
部活動がなくて暇な生徒が生徒会室にタムロしている。
普段ならめったにお目にかからないようなヤツまでいる。
試験前ぐらい家に帰って勉強しなよ、ホント。

結局、7時半ギリギリまで学校に足止め。

本日の一作:
・『ぬしさまへ』(畠中恵/新潮社)

『しゃばけ』に続く、若だんなと妖怪の物語。
殺人やら、猫殺しやら、物騒な話も見受けられるが、
心優しい若だんなと若だんなが大好きな妖怪達の
心温まる交流に思わず目を細めてしまう。可愛いな。
今回のお気に入り短篇は「仁吉の思い人」。
題名のとおり、冴えた美貌の持ち主である仁吉の
平安時代から続く片恋の物語なのであるが、
ものすごくロマンチックで微笑ましいのである。
オチなんかもすぐ分かっちゃうんだけれども、
それでも「仁吉ってば」と思えてしまうのである。

でも、ラストの「虹を見し事」にはちょっとドッキリ。
この話で本当にお終いなのかなと思ってしまった。
一応、次に続いてもおかしくないようなオチだったが、
いつかは若だんなも独り立ちをする日がくるのだよと
そっと耳元で囁かれたようで、少しだけ切なかった。


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葉明 [MAIL] [当世高校教師気質��]

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