今日から試験一週間前の部停に入る。 早く帰ろうかなと思っていたのであるが、 部活動がなくて暇な生徒が生徒会室にタムロしている。 普段ならめったにお目にかからないようなヤツまでいる。 試験前ぐらい家に帰って勉強しなよ、ホント。
結局、7時半ギリギリまで学校に足止め。
本日の一作: ・『ぬしさまへ』(畠中恵/新潮社)
『しゃばけ』に続く、若だんなと妖怪の物語。 殺人やら、猫殺しやら、物騒な話も見受けられるが、 心優しい若だんなと若だんなが大好きな妖怪達の 心温まる交流に思わず目を細めてしまう。可愛いな。 今回のお気に入り短篇は「仁吉の思い人」。 題名のとおり、冴えた美貌の持ち主である仁吉の 平安時代から続く片恋の物語なのであるが、 ものすごくロマンチックで微笑ましいのである。 オチなんかもすぐ分かっちゃうんだけれども、 それでも「仁吉ってば」と思えてしまうのである。
でも、ラストの「虹を見し事」にはちょっとドッキリ。 この話で本当にお終いなのかなと思ってしまった。 一応、次に続いてもおかしくないようなオチだったが、 いつかは若だんなも独り立ちをする日がくるのだよと そっと耳元で囁かれたようで、少しだけ切なかった。
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