| 2003年11月23日(日) |
『まひるの月をおいかけて』 |
広島から帰宅。 疲れたが、下関と比べれば全然近いね。
本日の一作: ・『まひるの月を追いかけて』(恩田陸/文藝春秋)
弟の部屋でずっと読んでいた一冊。 古都・奈良で失踪した異母兄を探す旅に出発した 異母妹と彼の高校時代の同級生である女性。 しかし、すべては異母兄を呼び出すために、 女性が仕組んだ巧妙なシナリオだったという展開。 知らぬ存ぜぬは異母妹のみで、読者は異母妹の視点を通し、 少しずつ、そのシナリオの全貌を知っていく。 面白いけれど・・・多少強引過ぎるのは否めない。 ミステリというよりは、もつれた人間関係の顛末を 見守っているようなカンジの話だったような・・・ ラストは、良く言えば読者の想像をかきたてるような、 悪く言えば何とも中途半端なところでプツリと途切れる。 この先、この人たちはどうするのかなぁ。
でも、いろいろな場で言われていたが、 しっかりした奈良・ガイドブックにはなるね。 奈良県かぁ、しばらく行ってないよなぁ。 昔は本当に毎年のように家族で行っていた場所。 いろいろ観光名所はあるけれど、 私にとって最もインパクト大なのは大神神社である。 本書にももちろん登場しているこの神社は、 ご神体が三輪山そのものであるという不思議な神社。 でも、奈良に最も似つかわしい神社だなぁと心から思う。
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