毎日、最後まで学校に残りつづけた一週間。 現在、詩やら短歌やらをやっているせいか、 教材研究がまったく追いつかないのである。 情けない話ではあるがね・・・ しかも、どれだけ時間をかけて教材研究しても、 実際の授業にかけてしまえば、1時間と半分ぐらい? や、やりきれないなぁ(涙)
本日の一作: ・『街の灯』(北村薫/文藝春秋)
忙しい人こそ本を読む、という言葉がある。 これは事実だろうと思う。 私もやはり本だけは手放さないよ。
北村氏の新シリーズになるのだろうか。 古き昭和の濃い匂いが立ち込める東京を舞台に、 社長令嬢・英子とそのお抱え運転手ベッキーさんが活躍する。 ベッキーさんは女性の運転手という珍重な存在。 運転も勿論だが、ボディガードとしての腕も立つ。 そのうえ、頭の回転も早く、非常に頼りになる。 そのため、多くの人間がベッキーさんに興味を抱く。 しかし、現代以上に身分にこだわる時代ゆえに、 ベッキーさんは温和ながらも、固く口を閉ざすのである。 きっとその背後には多くの秘密が潜んでいるはずなのに、 北村氏はそれを匂わせはするものの、全く漏らさない。 そのため、私達もベッキーさんの存在に虜になる。 私だってもう少し若ければ、せめて10代の頃であれば、 こんなお姉さんがほしい、こんな先輩がいたらな、と 間違いなく憧れてしまうであろうステキなベッキーさん。 彼女がいったい何者なのか、気になるなぁ。
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