| 2003年08月01日(金) |
『猛スピードで母は』 |
今日は国語と世界史の先生にお昼に誘われた。 世界史の先生は今年初めて担任を持った若い先生。 ちょうど半月ほど前に行われた保護者懇談での話を いろいろと聞かせてくれた。 変わった生徒が多いのはだいぶ実感したけれど、 保護者にもずいぶん変わった人が多いようだ・・・
本日の一作: ・『猛スピードで母は』(長嶋有/文藝春秋)
ちょうど最近読んだ作品を思い出した。 数年前、唯川恵の直木賞受賞と同時に、 芥川賞を受賞した作品であるが、初読。 表題作と『サイドカーと犬』という二作品収録。
この二作の親に共通するのは、世間一般に見るならば、 「なんて親だ! 子どもが可哀想だ」と言われるであろう態度。 それでも、子どもはきちんと親を冷静に受け止めている。 結局、親を一番よく見ているのは子どもなのだ。 決して、世間一般ではないということだ。 だから、意外と子どもは平気なのだ。
結局、親と子どももも他人同士であるから、 早くお互いが別の人間であることに気づき、 距離を取ることを覚えなくてはならない。
そもそも、生きることはつらいのだ。 親を選べない子どもは、普通以上に自分を磨くべきだ。
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