当世高校教師気質
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2003年02月26日(水) 『黒龍の柩』

我ながら呆れる話なのであるが、
約五ヶ月ぶりに美容院に行った・・・
本当は12月に行こうと思っていたのに修論で流れ、
1月に行こうと思っていたのに講義が忙しく、
2月はレポートに追われていたら、ここまできていた。
さすがに3月に入る前には行きたいと思い立ち、
縮毛矯正をかけ、ばっさり切ってきた。嗚呼、すっきり。

本日の一作:
・『黒龍の柩』上・下(北方謙三/毎日新聞社)

北方版新選組、北方版土方歳三である。
上巻は池田屋直前から鳥羽伏見直前ぐらい。
下巻になると、舞台は京から北上する一方である。
さすがハードボイルドの巨匠だけあって、ドライな文章。
登場人物の台詞回しも格好良過ぎるほど格好良く、
一言で言うならば、「こりゃ、歴史小説じゃないな」と。
私の中の土方歳三像は司馬御大のイメージがちがちなのだが、
それを差し引いて、客観的に判断したとしても、
土方歳三はここまで冷めた人間ではないんじゃないかなぁ。
もっと泥臭くて、もっと真っ向勝負な一面もあったはず。
なんだか冷静過ぎるし、考え方が現代人くさいんだよなぁ。

でも、いろいろ斬新な小説ではあった。
たとえば、山南・土方の関係なんかは初めて読んだ形。
慶喜の書き方なんかも、史実はともかくなかなか。
これはこれでじゅうぶん面白かったし、
逆に歴史小説が苦手な人は読み易いのではないかと思う。


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葉明 [MAIL] [当世高校教師気質��]

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