明日はいよいよ口頭試問〜〜♪ 恐ろしい・・・再び、あの論文と対峙しなくてはならないとは。 提出した時には、もうアレ以上やることはないと思った。 実際、今だって、自分にはもうアレ以上のことはできないと思う。 でも、怖い。他人がどう評価するのかが怖い。
本日の一作: ・『熱氷』(五條瑛/講談社)
今回の作品は一風変わって、姉弟愛が主題。 ものすごく仲がいいのに血が繋がっていない姉弟(つか、従兄弟)の 終生変わることがなかった愛情を主軸に据えつつ、 その姉弟に連なるさまざまな人間のさまざまな事件が描かれる。 メインは亡姉の置き形見である甥が誘拐されてしまったのを、 弟が救おうと奮闘する物語で、そこに数年前の事件が絡む。 今作品、たった三日間の攻防戦を描いているだけなのに、 ものすごく長い三日間に感じる。途切れない緊迫感。
しかも、顛末が切ないし、やりきれない。 同じ姉と弟という立場にいるから、ますます感情移入。 私達は決して仲がいい姉弟ではないけれど、 弟が土壇場で頼ってくるのは親ではなく、私であるし、 私もきっとナンダカンダで弟の味方であり続けるだろう。 だって、姉弟だから。 血が繋がっているから、という一般的な常識以上に、 そういうものなんだと細胞が覚えている。 姉弟なんて、本当はそれぐらい単純な関係であるはずなのにね。 野卑な好奇心に満ちた世間は、時として信じられないぐらい酷い。
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