当世高校教師気質
一生勉強 一生青春

2003年01月19日(日) 『夢の中の魚』

今日はずーっと家にいた。
しかも自分の部屋ではなく、居間に。
普段は部屋に引篭って出てこない私であるだけに、
両親は訝しげな顔をしていた。たまにはそんな日もあるさ。

本日の一作:
・『夢の中の魚』(五條瑛/集英社)

『プラチナビーズ』『スノーアゲーツ』といった
いわゆる鉱物シリーズの姉妹編とでもいうべき作品。
今回は韓国の工作員の物語である。

本筋の主人公である葉山が陰であるとすれば正反対に近い。
今回の主人公はもっと強かで計算高く、なによりも陽的性格を持つ。
そんな彼が自分とは逆に何物にも執着しない相棒とともに、
異国でどのように立ち振る舞うのかが描かれている。
祖国のために働けば働くほど、祖国から遠ざかる自分。
それでも祖国のためだと思うから頑張れるという矛盾。
「我が同胞」の一言に集約される韓国の強い絆が、
日本の裏側で着々と根を張っていくのである。
うむむ、迫力だな、コレは。

さらに、この作品はかなり面白い。スリリング。
読みやすいというのもあるし、「へぇ!」と感心する。
嗚呼、そうやって〈情報〉を集めるのか、使うのかと溜息。

あと、今日は「はちクロ��」を購入。
これもまた面白く、そこはかとなく切なく・・・最高★


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葉明 [MAIL] [当世高校教師気質��]

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