今日はずーっと家にいた。 しかも自分の部屋ではなく、居間に。 普段は部屋に引篭って出てこない私であるだけに、 両親は訝しげな顔をしていた。たまにはそんな日もあるさ。
本日の一作: ・『夢の中の魚』(五條瑛/集英社)
『プラチナビーズ』『スノーアゲーツ』といった いわゆる鉱物シリーズの姉妹編とでもいうべき作品。 今回は韓国の工作員の物語である。
本筋の主人公である葉山が陰であるとすれば正反対に近い。 今回の主人公はもっと強かで計算高く、なによりも陽的性格を持つ。 そんな彼が自分とは逆に何物にも執着しない相棒とともに、 異国でどのように立ち振る舞うのかが描かれている。 祖国のために働けば働くほど、祖国から遠ざかる自分。 それでも祖国のためだと思うから頑張れるという矛盾。 「我が同胞」の一言に集約される韓国の強い絆が、 日本の裏側で着々と根を張っていくのである。 うむむ、迫力だな、コレは。
さらに、この作品はかなり面白い。スリリング。 読みやすいというのもあるし、「へぇ!」と感心する。 嗚呼、そうやって〈情報〉を集めるのか、使うのかと溜息。
あと、今日は「はちクロ��」を購入。 これもまた面白く、そこはかとなく切なく・・・最高★
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