当世高校教師気質
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2002年10月18日(金) キャベツ太郎

という名のお菓子が世の中にはあるそうでして。
しかも、私と同世代の人間ならば遠足で食べないはずがないらしい。

・・・知らねぇぞ。

なんて、思わず言葉も悪くなるってものである。
24年間生きてきたけれど、遠足で見かけたことなどない。
私自身もちろん食べていないし、周りだって食べていたかどうか。
それなのに、大学に入って全国津々浦々の人間と話している間、
キャベツ太郎を知らないという台詞を聞いたことがない。
むしろ、

「葉明さん、キャベツ太郎知らないんですか?」
「有り得ないっすよ」

と後輩にまで憐れまれる始末、全くもって余計なお世話である。
しかし、そんな私にもついにキャベツ太郎との対面の日がやってきた。
M木女史がわざわざ私のために買って来てくれたのである。

なんだ、このふざけたカエルは?

第一印象である。
でも、中身自体はよくあるスナックの形態を取っているので、
コレは食べたことはないけれど、どこか懐かしい味がした。
はっきり言えば、このジャンクな安っぽい味が好きなのだ。
しかも、キャベツ太郎とここまで堂々と銘打っておきながら、
少しもキャベツが含まれていない胡散臭い潔さ。たまらない。

帰り、研究室に寄ったら、再び後輩に声をかけられた。

「葉明さん、そういやキャベツ太郎は食べれましたか?」

もちろん、ニヤリと笑ってやった。


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葉明 [MAIL] [当世高校教師気質��]

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