遂に8月最終週のスタート、うわぁわぁわぁ。
本日の一作: ・『狂骨の夢』(京極夏彦/講談社文庫)
二度目をようやく読み終える・・・四日かかったな。 今回の事件の最もすごい点は、人間の思い込みの強さ。 思い込んだら何とやらで、自分の記憶まで変えられるのだから。 でも、実はこの話に関しては一度目の感想がすっかり抜けていた。 覚えていたことといえば、宗教に関係していた、 骸骨が何らかの意味を持っていた・・・それだけ。 この分厚い本に関してこれだけしか覚えていないというのだから、 ほとんど初見に近いといっても過言ではない。なんだかなぁ。 つまり、先の二作品と比較するとインパクトが弱いのですな。 しかも、この次の作品『鉄鼠の檻』(現在読書中)が知名度があるぶん、 間に挟まれたカンジでますますインパクトが弱いように私は感じる。 でも、結末などはかなり複雑にストーリーを解明しているので、 注意深く読んでいないと、スルスルと置いていかれることもある。 全く、読者に対して本当に親切とは言いがたいのが京極作品である。 でも、それでこそ挑戦する気も起きるというものであるが。
付け加えるならば、この作品の終わり方。 たくさんの血が流れた結末を、意外なほどにからっと締め括る。 この点はかなり好きだなぁと思う。
|