先月20日の地元であったフェスの特番放送日。 私はその日はちょうど教採がぶつかっていたために行けなかったが、 本当はめっちゃ行きたかった・・・だって、PE'Zが出るんだもの。 テレビでは「akatsuki」と「Hare no sola sita〜LA YELLOW SAMBA〜」 の演奏シーンが流れていたが・・・あぁぁぁぁ。
本日の一作: ・『いとしい』(川上弘美/幻冬舎)
恋愛小説・・・おそらく。 ユリエ、マリエ姉妹のそれぞれの恋愛模様が描かれている。 最近漸く気付いたのであるが、川上女史の作品って非日常的。 私は『センセイの鞄』から入ったタイプだったので、 まさかこんなにも作品、作品に非日常性が溢れているとは思わなかった。 今回もユリエの恋人は冬眠に入って身体に膜を張っちゃうし、 マリエの恋人の妹(かつマリエの教え子)は身体の一部がねじれる体質。 それがごく当たり前の顔をして、作品内に蔓延している。 登場人物が「そんなものか」と思っているから、私だってつい思ってしまう。
ユリエの恋は再生するが、マリエの恋は終幕を迎える。 しかし、非常に気持ちのよい終幕の迎え方なのである。
もう紅郎といっしょにいられないんだってわかった日の明けがた、 新聞配達の人の足音がとんとん階段をのぼってくるのを聞きながら、 私は、 よきものになりたいなあって思っていました。
「よきものになりたいなあ」というのが、いいなぁと思った。 特に気を張っているわけではなく、ちょっと他人事のように、 そんなことを考えるマリエに、優しい気持になれたような気がする。
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