今月中に何とか近代文学演習のレジュメを仕上げたい一心で、 朝からPCにかじりついている。今、8合目辺りか・・・辛いよぉ。 内容に関しては、発表が始まらなきゃどうしようもないだろと逃げっ放し。 だって、修論やらなきゃいけないんだもの。とほぉ。
本日の一作: ・『ロンドン日記』(南方熊楠/平凡社『南方熊楠全集 別巻2』)
漱石のロンドン生活と比較する意味で、熊楠日記も拝読。 南方熊楠はちょうど漱石とすれ違いで帰朝した人であるが、 ロンドンでの精力的な活動には全く頭が下がる。 大英帝国博物館に所蔵される東洋系の文献は彼が整理したのである。 柳田國男にならぶ民俗学者だとばかり思っていたから、吃驚である。
でも、熊楠はあまり行儀のいい生活はしていないようで。 西洋人と喧嘩はするし、深酒をしてベッドで吐くし、 おまけに歯が痛くなったり、持病が出たりと忙しい人である。 事あるごとに「禁酒・禁煙・禁茶(紅茶)」を誓ってみたり、 勉学に専念すべしっと気合を入れてみたりしているところをみると、 どうも短期間で誓いを破っているのであろう・・・自分と変わらんな。 それでも、漱石と違って内容がカラッとしているのは何故だろう。 本人の性質の違いと人付き合いの良し悪しの違いであろうか。 好対照な2人の異文化体験日記、比較するとなかなか面白い。
ざっと一読した後に、ふと気づいたこと。 別に漱石も熊楠も他人に読ませるつもりで日記書いてないだろうにね。 むしろ、漱石なんて読まれないと思ってるから愚痴愚痴やってるのに。 ちょっとだけ申し訳ないなぁ。。。ちょっとだけだけど。
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