米国発 金融危機関連情報

2009年07月25日(土) 米、最低賃金11%上げ 時給690円

米国の最低賃金は日本と余り換わらない。ただし、電気・ガス・水道等の料金が日本より遥かに安いのである。後日この比較をしてみたい。どなたか詳しいデータが手元にある人がいましたら書き込みして欲しい。
                          管理人
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米、最低賃金11%上げ 時給690円、消費押し上げに期待
                     2009年7月25日 日経
 【ニューヨーク=杉本晶子】米国で連邦政府が定める最低賃金の引き上げが24日付で適用され、時給7ドル25セント(約690円)と、従来の6ドル55セントから約11%上昇した。労働人口の約4%にあたる約450万人が恩恵を受けるとされる。貧困層の家計に余裕が生じることで消費押し上げ効果を見込む声がある一方、サービス業をはじめとする企業にとってコスト増は必至で、雇用縮小という副作用を招く恐れもある。
 最低賃金は2007年に5ドル85セント、08年に6ドル55セントに上昇しており、引き上げは3年連続。オバマ政権下では初めてとなる。与党の民主党も低所得者層の支援策として実施を強く求めてきた。07年の法律改正で決めた段階的な引き上げがこれで完了した。
 米労働省によると今回の改定で、最低賃金で生活するフルタイム労働者の月収は約120ドル増えるという。ソリス労働長官は収入の増加によって「年間で55億ドルの消費押し上げ効果がある」と述べ、景気下支えに期待感を示した。 (14:30)


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石田ふたみ [MAIL]

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