米国発 金融危機関連情報

2009年06月05日(金) 米失業率、9.4%に悪化まもなく10%へ



1、米失業率、9.4%に悪化 5月、非農業雇用の減少幅は縮小
                       2009年6月5日 日経
2、米国の凄まじい失業者の増加
                   2009年5月10日 日々の映像

 資料2の続きを加筆しよう
1月の米失業率、7.6%に悪化            失業者 1253万人
2月の米失業率、8.1%に悪化            失業者 1335万人
3月の失業率  8.5%に悪化            失業者 1401万人
4月の失業者  8.9%に悪化            失業者 1468万人
5月の失業者  9.4%に悪化            失業者 1549万人
今後の予想   10.3%               失業者 1698万人
(失業率0.1%あたり164.860人の計算になっています)

雇用減のペースは鈍化したというものの。失業率は前月より0.5ポイント高い9.4%となった。GM関連で更に失業者が増加するので、まもなく失業率は10%に達する。失業者の増加が止まって時が、経済の底に当たるのであるが、一体何時になったら失業者の増加が止まるのだろう。

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1、米失業率、9.4%に悪化 5月、非農業雇用の減少幅は縮小
                       2009年6月5日 日経

 【ワシントン=米山雄介】米労働省が5日発表した5月の雇用統計(季節調整済み)によると、景気動向を反映する非農業部門の雇用者数は前月から34万5千人減少した。建設業のほか、小売り・輸送などサービス部門で減少幅が縮小し、雇用減のペースは鈍化した。一方、失業率(軍人を除く)は前月より0.5ポイント高い9.4%となり、1983年8月(9.5%)以来、25年9カ月ぶりの水準に悪化した。
 雇用者数の減少は17カ月連続。2007年12月以降の今回の景気後退局面での雇用者数の減少は合計で約600万人に達した。今年4月の減少幅は当初発表の53万9千人から50万4千人に下方修正された。
 過去半年の雇用者数の減少幅は月間平均で約64万人。減少ペースが5月に緩やかになったのは、建設業の減少幅が5万9千人と過去半年平均の約半分になるなど、民間部門での落ち込みが縮小してきたためだ。 (21:46)

4月の米失業率、8.9%に悪化 雇用は53万9000人減(5/8)
3月の米失業率8.5%に悪化 雇用、15カ月で510万人減
2月の米失業率、8.1%に悪化 25年ぶり水準、雇用は65万人減(3/6)
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2009年05月10日(日) 米国の凄まじい失業者の増加
報 道
1、4月の米雇用53万人減、減少ペースやや鈍化 失業率は8.9%
                    2009年5月¥8日  日経
2、米雇用統計:失業率、8.9%に 25年7カ月ぶり高水準−−4月
毎日新聞 2009年5月9日 東京朝刊
3、米雇用統計:4 月の失業率は8.9% 3月から大幅悪化
毎日新聞 2009年5月8日 
4、3月の失業率8.5%に悪化、15ヵ月で510万人失業
                2009年4月5日 金融危機情報から

米国は凄まじい失業者の増加が続いている。
1月の米失業率、7.6%に悪化           失業者 1253万人
2月の米失業率、8.1%に悪化            失業者 1335万人
3月の失業率  8.5%に悪化            失業者 1401万人
4月の失業者  8.9%に悪化            失業者 1468万人
今後の予想   10.3%              失業者 1698万人

 上記のうち1−4月に失業した人は、報道3のとおり266万人で、第二次世界大戦後では最悪の雇用悪化が続いている。就業者数の減少は16カ月連続となり昨年1月からの減少数は計573万8000人に達している。数ヶ月まえの予想の通り最終的に失業率が10%を超えると思う。
http://www.enpitu.ne.jp/usr3/bin/day?id=30290&pg=20090510


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石田ふたみ [MAIL]

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