米国発 金融危機関連情報

2009年01月31日(土) 世界の失業者2億3100万人…経済悪化続けば


報道
1、世界の失業者、最多1.9億人 08年末、ILO報告
        2009年1月28日  日経
2、世界の失業者2億3100万人…経済悪化続けば、ILO推計
                2009年1月28日21時13分 読売新聞

 失業者が増えれば消費が落ちる・・消費が落ちれば雇用の場が失われていく・・失業者が増える・・世界は典型的な不況のスパイラルになってきたようだ。

 国際労働機関(ILO)の年次報告によると、2008年末時点の世界の失業者数(速報値)は過去最高の1億9020万人に達した。前年末比1070万人増で、増加人数はこの10年で最多。金融危機が実体経済に波及し、世界各国の企業が雇用調整に動いているためだ。

 雇用調整はこれからが本番である。国際労働機関(ILO、本部・ジュネーブ)は「金融危機に伴う世界経済の悪化が続けば、2009年の世界全体の失業者数が最悪で2億3100万人にのぼる」〈報道2から〉と推計する報告書を公表した。2008年12月比で失業者が4080万人増加する見通しなのだ。

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1、世界の失業者、最多1.9億人 08年末、ILO報告
2009年1月29日  日経
 国際労働機関(ILO)が28日発表した年次報告によると、2008年末時点の世界の失業者数(速報値)は過去最高の1億9020万人に達した。前年末比1070万人増で、増加人数はこの10年で最多。金融危機が実体経済に波及し、世界各国の企業が雇用調整に動いているためだ。
 08年末の世界の失業率は6.0%で、前年末比0.3ポイント上昇。ILOは「最悪のシナリオでは09年中にさらに4000万人の失業者が発生する」と分析している。この場合、09年の失業率は7.1%まで上昇する可能性があるとみている。
 ソマビア事務局長は「世界が雇用の危機に直面している」と指摘。日米欧、中国など20カ国・地域(G20)が4月にロンドンで開く緊急首脳会合(金融サミット)の第2回会合では、金融と並んで雇用問題を本格的に討議するよう求めた。(ダボス〈スイス東部〉=藤田剛) (21:01)

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2、世界の失業者2億3100万人…経済悪化続けば、ILO推計
                2009年1月28日21時13分 読売新聞

 【ダボス(スイス東部)=大内佐紀】国際労働機関(ILO、本部・ジュネーブ)は28日、金融危機に伴う世界経済の悪化が続けば、2009年の世界全体の失業者数が最悪で2億3100万人にのぼると推計する報告書を公表した。

 報告書によれば、07年の世界の失業者は、推計で労働人口のうち5・7%にあたる約1億8000万人。米国発の金融危機により、多くの先進国で景気が後退したため、08年には暫定推計値で労働人口の6%にあたる1億9000万人となった。09年には、この割合が6・1〜7・1%に上昇すると予測している。
 各国が打ち出した景気刺激策や雇用創出計画が順調に機能する最良のシナリオでも、09年の失業者は推計1億9800万人。現状が続けば、初めて2億人を超えるのは必至だ。
















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石田ふたみ [MAIL]

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