| 2006年03月28日(火) |
「手」を動かすことは癒しに通じる |
癒しの森960
1998年12月31日「手の不思議」と題して、日々の映像を900枚書いての感想を記述した。その中の一部を引用したい。「手を動かすとは、肉体の一部を使うことである。どうもわれわれの脳は、身体の一部を使わないと記憶を預かる脳が作動しないようである。・・・情報・知識に触れても、手を動かす(書く)か、口を動かす(話す)行動がないとほとんど脳の記憶に残らない。『手は第2の頭脳である』という言葉があるが、西洋では『手は脳から飛び出した頭脳である』と表現する。手を使うことがいかに重要であるかを示唆している」(2003年11月18日の癒しの森にも引用)と書いて主に手の動きと脳の働きに視点を置いていた。
ミクシイで登録いただいた春香さんの3月22日の日記を読んでハッとした。 「土いじりからふっと思ったのは、陶芸!そういえば陶芸もやってみたいと思っていたのをすっかり忘れていました。手で何かを作ることで落ち着くことができ、”無”になれるような気がします。もっと『手』を使いたい。直感もおもむくままに」とあった。
この文は手を使うことは癒しにつながるとの視点なのだ。私が作るうどん(ヨーグルト菌で多少発酵させる)に人気があり時折15人分のうどんを作る。多少器具も使うが最後は手で捏ねて出来具合を確認する。意識することなく作って来たが、自分の手を使ってうどんを作る・・・これは私の癒しになっているのだと思った。
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