| 2006年03月19日(日) |
人は、人と人のつながりの中で生きていく |
癒しの森951 ミクシイで素晴らしい人達との交流が始まったので、何とか癒しの森を書き続けて行けそうである。私が16世紀のオランダの哲学者スピノザをはっきりと意識したのは、「アインシュタインの世界」(PHP研究所発行)を読んでのことである。スピノザは神を「世界から超越して存在するものでなく、自然の一切の現象の内在的原因」であるとした。これは「神はすなわち自然」ということであり自然そのものを神の現われとみなす主張なのである。アインシュタインは、「スピノザを深く敬愛しており、このスピノザの神=自然に、自らの神を重ね合わせていた」(アインシュタインの世界P−40)という。一歩具体的にいえば、「あらゆる現象は因果律に従って起きる」と信じていたのである。分かったようで分からない記述をした。
今日ここで書きたいのはスピノザの言葉である。ミクシイで知り合った高等遊民こと志村 正彦さんの好きな言葉は哲学者スピノザの次の言葉であるという。
「人は、人と人のつながりの中で生きていく生き物である」
まさにこの通りであると思う。今日は「人と人のつながりの中で生きていく」すなわち、人と人とのコミュニケーションの中で生きていくのである。
・素晴らしき 人と人との つながりで 生かされ生きて 今日の我あり
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