| 2005年05月20日(金) |
42歳工藤:完投勝利で通算205勝 |
癒しの森648
工藤投手は人間的にも立派な人であると思う。この人のことは2004年5月18日に「立派なお父さん」と題して、同じく2004年5月23日は「工藤完投5連勝この人の高き目標」と題して記述した。昨年5月無傷の4連勝で195勝目となった時工藤投手は「200勝は雅子夫人にささげたい」と言っており、この夫婦の絆の強さにほのぼのとしたものを感じた。 工藤投手(42)が19日、古巣のソフトバンク戦に先発。13三振を奪い、今季4勝目を挙げた。42歳での完投勝利はセ・リーグ最年長記録である。まだまだ元気な現役最年長左腕が137球の熱投で巨人の3連敗を阻止した。この日の投球について王監督は「投手の神髄みたいな投球だった」と脱帽すれば、堀内監督も「あした監督賞を出さないとな。恐るべき42歳だよ。・・最後はベンチで動けなかった。腰が抜けたんじゃないかと思った。久しぶりに震えたよ」と最大級の賛辞を送っている。
初めて知ったことであるが、99年オフにFA宣言して巨人に移籍したときのことである。残留を願う地元ファンの署名は15万人に上ったという。雅子夫人(37)との共同作業で、現在もおわびの手紙を送り続けているのだ。何年かかろうとも全員に返事を出すというところに、人間工藤公康氏の人間性が躍如としているように思う。 ・球界の 年長記録を 延ばしつつ 今日も輝く 工藤の笑顔
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