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2005年01月16日(日) 北の零年

癒しの森521                              

 北の零年昨日から上映された。前売り券を買っていたので妻と見に行く。前評判通り武士の夫とともに淡路島から北海道に渡り、開拓を手伝う妻の役を演じる吉永早百合さんの重量感のある映画であった。最も感動的なシーンは、傷つきながらクワを持って立ち上がり「生きている限り、夢見る力のある限り、きっと何かが私たちを助けてくれる」という言葉であろう。信じていた夫を失うという困難にも負けず、クワを持って生き続けようとする強い女性の生き方が描かれている。昨日妻の友人とガット会(NPO法人)に出席する。妻の友人は「日本で最も素敵な女性は、美智子妃殿下と吉永小百合さんですね」としみじみと言っていたが私も同意見である。

 ここでは14日、長岡での上映会の模様を書きたい。長岡市のリリックホールで中越地震の被災者が1800人招待された。挨拶に立った吉永小百合さんは「厳しい冬ですが、明日に向かって生きて頂きたいと思います。災害に遭った経験がなく(震災の)想像ができませんでした。この映画が少しでも励ましになったらうれしいです・・・生活が早く戻ることを祈っております」と話していたという。
   
   ・過酷なる 運命つぎつぎ 遭ってなお クワを手にして 信じて生きる
    



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石田ふたみ [MAIL]

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