米国発 金融危機関連情報

2005年01月05日(水) ゾウが観光客の命救う 津波察知?

癒しの森510                         
     
 12月30日にスリランカ南東部のヤラ国立公園では、野生動物の死がいが発見されていないということを書いた。今回の津波では、沿岸から3キロ内の公園が洪水状態になった。しかし、ゾウはおろか、野ウサギの死がいすら発見されていないという。動物は事前に津波という危険を感じて内陸部へ避難しているのだ。

 1月2日ゾウが津波を事前察知、観光客の命救ったことが報道されていた。ロイター通信によると、甚大な被害を受けたタイ南部カオラックで飼われていたゾウ8頭は、スマトラ沖で地震が起きたころ、突然鳴き始めた。すぐ静かになったが約1時間後、再び鳴き、客を乗せていた複数のゾウが突然丘に向かってダッシュ。客なしのゾウもつながれていた鎖を引きちぎって後に続いたという。当時、ビーチには外国人観光客ら少なくとも3800人がいたが、逃げ遅れ、津波にのみ込まれたという。(1月3日共同通信から)また、津波の直前まで草を食べていた100頭余りの水牛が一斉に海の方を見て、高台に走り始めたことも報道されていた。動物の天変地異の反応によって、大地震・大津波を直前に知ることが可能なのだ。

    ・予見する 動物たちの この事実 防災上の 大きな課題
      



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石田ふたみ [MAIL]

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