米国発 金融危機関連情報

2004年11月30日(火) ジェンキンスさん祖国より妻

癒しの森475                     

 ジェンキンスさんの愛の詩(うた)を記述したい。日米海軍横須賀基地の施設から釈放された曽我ひとみさんの夫チャールズ・ジェンキンスさんは、AP通信に対し「受け入れてもらえるなら、日本にとどまるつもりだ。妻と、家族と一緒に日本で暮らす」と語っている。釈放されたジェンキンスさんは制服姿のままで「幸せだ」と言った後、むせび泣き、「(北朝鮮で過ごした)40年間というのは長い年月だ」と話したという。

 次の一言はジェンキンスさんの愛の詩(うた)であると思った。「米国にも帰りたいが、一度だけでいい」と話したことだ。祖国アメリカより妻であるひとみさんの故郷である佐渡で2人の子供と生活したいという。ジェンキンスさんは不名誉除隊の手続き後、12月上旬には一家で新潟県佐渡市に移り、家族水入らずの生活を始める。惨い運命の翻弄されたひとみさんの、願いが叶えられる時がいよいよ来たのだ。曽我ひとみさんはどんな運命の遭遇しょうとも希望を捨てずに生き抜く見本を示していると思う。11月27日エステール・ゴランタンさんの「どんな時代であっても希望を持つことは、素晴らしいこと」との言葉を引用した。この言葉を踏まえて「どんな境遇になっても希望を持って生き抜くこと」と置き換えよう。

 ・境遇が 厳しくあっても 保ち往け 希望というなの 旗を掲げて
     



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石田ふたみ [MAIL]

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