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2004年11月27日(土) 壮健であれば人生は長い

癒しの森471                                     
 10月30日聖路加国際病院理事長の日野原重明先生(93歳)のことを書いた。壮健に過ごすことに関して、この人のことは標準にならないにしても目標にはなると思う。何しろ90代になってからも大活躍なのである。凡人にとっては信じがたいほどの活躍なのである。なぜ93歳にもなられて、これだけの活躍が出来るのか真摯に学ぶ必要がある。このように壮健な人生を送ることが出来れば、人生は桁外れに長いのである。

 ここのところ新聞・雑誌に85歳で銀幕にデビュー、「超」遅咲きの世界最高齢女優のことが報道される。その女優はポーランド生まれ、パリ在住のエステール・ゴランタンさん。1999年85歳で「故郷への旅」で映画初出演を果たす。この演技が評判となり、アビル映画祭で最優秀女優賞を射止める。1999年で85歳であれば2004年では90歳である。この年齢で来日している。10月から日本で公開されている「やさしい嘘」では、人生を感じさせる存在感のある主役を堂々と演じているという。この人の語録を引用しよう。「どんな時代であっても希望を持つことは、素晴らしいこと」この人の言葉を踏まえて「どんな年齢になっても希望を持つことは素晴らしいこと」と置き換えよう。エステール・ゴランタンさんの大きな写真を見たがその瞳は優しく輝いていた。

   ・生き方に 年齢などは 無関係 希望をもって 時を楽しむ
     


     


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石田ふたみ [MAIL]

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