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2004年11月17日(水) ナ・リーグのボンズ外野手(40)

癒しの森461                    

 アメリカ社会にはバスケットのマイケルジョーダンのように、国民的な尊敬を集める桁外れのスーパースターが現れる。アメリカの子供たちは、大統領の名前を知らなくともマイケルジョーダンのことは知っている。ジャイアンツ(ナ・リーグ)のバリー・ボンズ外野手(40)はマイケルジョーダンに次ぐスーパースターだ。今まで何回も書いたがアメリカ社会には、このようなスーパースターを生み出す文化的な土壌がある。

 ナ・リーグのMVPが15日に発表され、ジャイアンツのバリー・ボンズ外野手(40)が選出されたのである。40歳での受賞は史上最年長記録。また、自身が持つ連続受賞を4年と更新したのである。これで通算7度のMVPに輝いている。ともかく桁外れの成績なのである。今季は打率・362で3度目の首位打者に輝き、45本塁打、101打点をマークしている。そして出塁率が・609の大リーグ新記録を樹立している。この出塁率は年間232四球という信じられないデータがあるのだ。9月に史上3人目の700本塁打をマークし、現在、通算703本塁打。ハンク・アーロンの通算本塁打記録755本にあと52と迫っている。大リーガーで個人としての栄光すべてを手に入れたスラッガーなのである。ボンズ選手でも101打点なのである。こうして見ると、我らが松井秀喜選手の108打点はいぶし銀のように光っている。
  
  ・次々と スーパースターが 現れる 讃嘆文化を 見習うべきだ
     



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石田ふたみ [MAIL]

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