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2004年10月23日(土) プロスキーヤー三浦雄一郎さん(72)20代の体力

癒しの森435                           

 高齢になっての信じられない能力と体力を持続している人がいる。体力の面ではプロスキーヤー三浦雄一郎さんはその代表のようだ。70歳でエベレストに登頂したプロスキーヤー三浦雄一郎さん(72)の体力は20代男性と同じであるという。東京都老人研究所の白沢卓二研究部長は「遺伝的要因もあるが、体を鍛えていることが老化を抑える一因と考えられる。日ごろから運動することが大切」と指摘している。

 白沢部長によると、「疲労で筋肉に乳酸がたまると、呼吸で吐き出す二酸化炭素量が、吸い込む酸素量を上回る」という点に着目し、雄一郎さんに12分間走ってもらい、呼気などを分析した結果、体力は20代と同じとの結論になったとのこと。100歳の現役スキーヤーとして知られる父親、敬三さんの大腿(たい)骨は、60歳並みの強度があることも明らかになった。

 骨の密度(強度)は27歳をピークに下降していくのである。敬三さんの大腿(たい)骨は、60歳並みの強度があることは驚異的なことである。男性60歳の骨密度は、おおよそ男子17歳の密度なのである。男性は約75歳から(女性は60歳から)骨折を起こしやすい骨密度となる。敬三さんは100歳になっても少々のことでは骨折しない頑丈さがあるのだ。素人がこれらに関する見解を記述することはできないが、一定の運動をすることが如何に重要かを示す典型的なデータである。

    ・真実は 実に単純 明快だ 訓練せねば 老化駆け足
     



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石田ふたみ [MAIL]

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