| 2004年10月15日(金) |
セロリは薬そのもの (1) |
癒しの森427 10月13日セロリのこと書いた。ここでは全農のホームページを参考にしてセロリの薬効を記述したい。セロリは「古代ギリシャ、ローマ時代から、整腸や強壮の薬として知られ、香料としても使われてきました。古代ギリシャ人は祭りの日に部屋にセロリを飾ったとか。これは、特有の強い香りが、魔除になるとされていたからです。ヨーロッパでは長く薬草として使われてきましたが、17世紀頃から野菜として食べ始めたという記録が残っています」という薬としての歴史がある。
中国でも「セロリは古くから栽培され、漢方薬として使われてきました。血を動かす働きを持ち、血圧を下げる、鎮静、鎮痙(けいれんを鎮める)、健胃、利尿、浄血などの効果がある」とされて来たのだ。日本には、豊臣秀吉の朝鮮出兵の時に加藤清正によって持ち込まれたという説があります。その後、江戸時代になってオランダ船によって再度伝わり、オランダミツバという和名がつけられたという。
セロリほど食薬一体を感じさせる食品はないと思う。「セロリの独特の香りは、アピインやセネリンという成分によるもので、食欲を増進し、疲労を回復するほか、イライラや不眠症などの神経症状を鎮める効果があります。頭痛や更年期障害をやわらげる働きもある」とされている。イライラ感を沈めるために、物を食べ結果的に肥満になるご婦人が多いような気がしてならない。イライラ感のあるご婦人は、セロリを薬だと思って食べたらいかがでしょう。
・古代より 薬と知られて 使われた セロリに見られる 食薬一体
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