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2004年08月27日(金) 女子最重量級で塚田真希(22)が金メダル

 柔道に金メダルラッシュが続いている。まさか最重量級で金メダルに輝くとは誰も予想していなかった。五輪柔道は20日、最終日の競技が行われ、女子78キロ超級の塚田真希(22・綜合警備保障)が最重量級で初の金メダルを獲得した。

 塚田真希が金に輝いた瞬間のことはスポニチから引用したい「決勝は、ベルトランに大外刈りで技ありを奪われ、抑え込まれた。すぐに逃げた。すかさず後ろけさ固めに移行した。大ピンチがチャンスに変わった運を逃すわけにはいかない。ブザーとともに、相手の体の上で塚田はこん身のガッツポーズをした。『もう、本当にうれしいです。勝った瞬間はうれしくて。口で何て言っていいか分からない』気が弱いと怒られ、考え過ぎるなとしかられ、前に出ろと怒鳴られた吉村監督が泣いている。『今日は前に出る攻めができた。先生の顔を見たら…』。客席の吉村監督を見つけると、涙がぼろぼろとこぼれ落ちた」(スポニチから)

 塚田真希の練習は、気が弱いと怒られ、考え過ぎるなとしかられ、前に出ろと怒鳴られた毎日だったのだろう。しかし。塚田真希は怒鳴る吉村監督を信じて、命がけで付いていったことは容易の理解できる。多くを知る機会がないが、監督(師)と選手(弟子)のドラマは、人間が最も美しく輝く名画といえる。

 ・怒鳴る師と 信じた弟子に ドラマあり 心を動かす 流れる涙
     



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石田ふたみ [MAIL]

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