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2004年08月19日(木) 柔道:男子66キロ級内柴正人(26)も金メダル

 お家芸の柔道にゴールドラッシュだ!アテネ五輪柔道:男子66キロ級で内柴正人(26=旭化成)が5試合オール1本勝ちで男子66キロ級を制し、初日の谷亮子、野村忠宏に続き金メダルを手にした。女子52キロ級の横沢由貴(23=三井住友海上)も銀メダルを獲得。日本は金3、銀1と文句なしのスタートを切った。

 決勝ではわずか1分46秒で、相手を畳に這わせた。割れんばかりの拍手を受け、右腕を高々と上げた。「これまでは、ともえ投げなどから寝技に移行する地味な柔道を身上とした男が、アテネの地ではオール一本勝ち。これだけ体が動けて、ひらめきがあったのは生まれて初めて」(毎日から)であったという。内柴正人(26)の五輪への道は決して平坦ではなかった。減量失敗で地獄を見た男が、わずか1年後に世界の頂点に上り詰めた。内柴正人(26)はいう「人を裏切っていたので、五輪で恩返しをしたかった。相手がよく見えた」という。 失敗は誰にでもある。その後の生き方で、人の価値が決まるのだろう。一度は柔道をあきらめかけた内柴が、家族に支えられて、大輪の花を咲かせた。
                   
  ・失敗を 繰り返しつも 支えられ 五輪で登った 金の頂点


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石田ふたみ [MAIL]

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