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2004年04月21日(水) 水泳五輪の一発選考

 日本水泳にシンデレラガールが誕生した。女子400メートル個人メドレーで、これまで無名だった天野美沙(17=桐蔭学園)が優勝、アテネ五輪代表の座をつかんだ。五輪選考会で初めて行われた一発選考。過去の実績に関係なく、1度のレースで派遣標準記録を破って2位以内という明確な選考基準が、新しいヒロインを生んだといえる。
 天野美佐はゴール板をたたくと、すぐに電光掲示板を見た。目標のタイムを上回る4分43秒台。次の瞬間、天野は右のこぶしを観客席に突き上げた。初優勝とともに手にしたアテネ五輪代表の座。こぶしの先の水泳部仲間たちが大歓声を挙げた。これまで無名だった高校生の快挙に、会場のざわめきはしばらく収まらなかったという。(以上日刊スポーツ参考)
 陸上スポーツに詳しい知人がいる。女子マラソンの選考に関連して「どうして五輪代表を一発選考でやらないのか」と質問すると「陸連のテレビ放映料の問題だ」と私に説明していた。放映料は1回より3回のほうが多い。しかし、これだけ選考の都度陸連は批判されるのである。水泳と同じように、マラソンも一発選考にしたほうが良いと思う。今年秋に高橋尚子が、日本新記録を更新したら陸連はどう説明するのだろう。

  ・一発の 選考基準の 水泳で 躍り出てきた 新人スイマー


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石田ふたみ [MAIL]

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