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2004年03月29日(月) ハルウララのメッセージ 

 高知競馬場のハルウララは負けても負けても走り続ける・・これが人の心を動かしたようだ。負け続ける馬に人気が出る、考えさせる現象といえる。「ハルウララ、感動をありがとう――。中央競馬のトップジョッキー・武豊騎手がハルウララ号(牝、8歳)に騎乗した22日、高知競馬場(高知市長浜)には史上最高の1万3000人が詰めかけた」(23日・毎日空)と言うからハルウララ様さまである。
 この日はあいにくの不良馬場にもかかわらず、「武・ハルウララ」コンビを一目見ようと、早朝から多くのファンが詰めかけ、午後1時半には同競馬場初の入場制限まで実施。第10レースに出場したハルウララは結局、11頭中10着に終わった。勝ったことがない馬としては“異例”の人気で、地元テレビ局がレースを生中継するなど、同競馬場は終日ハルウララフィーバーに明け暮れた。
 3月27日付の米紙ワシントン・ポストは、高知競馬の人気馬ハルウララのレースの様子を写真付きで1面で伝えた。同紙は、日本の地方紙がハルウララの連敗を伝えてからブームに火が付き、「世界で最も厳しい競争社会」である日本で、負け続きの馬が国民の心をつかんでいると報道。小泉純一郎首相が国会で、ハルウララは「負けてもくじけるなという希望を与えてくれる」と発言したことなども紹介している。(27日・時事通信から)

 ・ハルウララ 負けても負けても くじけるな 走る姿で 希望を示す
     


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石田ふたみ [MAIL]

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