ハンバーガーは米国の国民食である。この食文化がマクドナルドなどの民間企業によって世界に流布している。日本の国民食となりつつある牛丼がアメリカで健闘している。レギュラーサイズ(並)の牛丼は税込みで約3ドル(約316円)。ハンバーガーと比べ遜色のない量と価格が人気を呼んでいるようだ。 牛海綿状脳症(BSE)発生に伴う米国産牛肉の輸入禁止で日本のチェーン店から牛丼が消えつつある中、米国では吉野家に行列ができる相変わらずの人気ぶりとのこと。日本でのBSE騒ぎはまるで対岸の火事のようで、日本の牛丼愛好家からは「うらやましい」とのつぶやきがあるという。 ロサンゼルス中心部の吉野家(約80店舗を展開する)の昼食時には、約50席の店内が満員となり行列もできる。米国では日本風の味付けはすっかり定着している。日本の米価額(国際価額の約3倍)で290円の牛丼を供給している吉野家である。世界にどんどん進出してほしいものだ。メモ 米国産牛肉輸入の部分解禁を検討 ・牛丼が 国民食と 成り得るか たかが牛丼 されど牛丼
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